(2010年2月4日,更新 2021年1月20日) 天皇家の架空先祖までが「国民の祝日」になっている 不思議の国:日本を再考する 【要 点】 西暦5000年ころになったら,日本の祝日(休日)は1年に何日に増えているのか(?)という,当面に生きるわれわれには無…
菅 義偉「施政方針演説」に読みとれる空虚さ,コロナ禍に無力・非力でありつづけて来た自民党・公明党政権 いまだに東京オリンピックを開催し,「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証(あかし)」にできるなどと妄想している,果てしもなく絶望的な「亡…
世界中で夫婦同姓を絶対視するのは日本だけである,そうであるからにはよほどりっぱな伝統的な家族観があったのかと思えば,そうではなかった 明治後期に「創られた伝統」である夫婦同姓(とはいっても夫のそれがほとんど)に決めることによって,どうして「…
いままで国民たちはさんざんに,新型コロナウイルス感染拡大「問題」に対峙させられ苦しんできている だが同時に,当事者能力のない総理大臣 菅 義偉の存在によって,まさしく「バカな大将,敵(コロナ)より怖い」目 に遭わされつづけてもいる 菅 義偉は,…
サンドラ・ヘフェリン『ハーフが美人なんて妄想ですから ! ! 困った『純ジャパ』との闘いの日々」』中公新書ラクレ,2012年6月を読んだことのある本ブログ筆者が,あらためて考えて みたこと 大坂なおみに対して 関連するもろもろの「黒人種への偏見・差別…
(2010年1月26日,更新 2021年1月16日) 天皇を神格化した近代国家の根本矛盾が21世紀まで残存する明治維新的な形跡,そして 近代国家体制に神権的権威をもちこんだ愚策の 顛末(続) 鈴木正幸『国民国家と天皇制』校倉書房,2000年を手がかりに考える天皇…
(2010年1月25日,更新 2021年1月15日) 天皇を神格化した近代国家の根本矛盾が21世紀まで残存する明治維新的な形跡,そして 近代国家体制に神権的権威をもちこんだ愚策の 顛末 鈴木正幸『国民国家と天皇制』校倉書房,2000年を手がかりに考える天皇・天皇…
外国(米欧)ではネット新聞が紙媒体新聞を上まわる部数を発行している新聞社があるなかで,宅配制度のある日本ではまだ紙媒体の新聞発行が主流 として持続しえているが,今後においてどのような転換:改革を企図し,実現できるのか関心がもたれる 要点・1 …
東京オリンピック(&パラリンピック)を開催するためのカネ・手間・ヒマは,新型コロナウイルス感染拡大「問題対策」に回したほうが,よほど世の中のためになる 東京五輪組織委員会の「五輪貴族」たちにしか役得のない国際大運動会など,即刻中止にしたらい…
再生可能エネルギーによる電力調達・供給を強調する論説をめぐり考える電源問題,再生可能エネルギーを前面に置いて強調する論旨と,これに否定的・消極的に応答しつつ原子力電源を擁護したい原発推進派の苦しい論旨
再生可能エネルギーを最大限に有効に開発・導入・利用する方途に疑念はないが,原発をこれからも大いに新増設しようと企図する無謀に,いまどき賛成する者などいない ドイツの原発廃絶問題を契機に考えるさい,日本のエネルギー問題について議論する立場の虚…
(2010年8月14日,更新 2021年1月11日) いわゆる天覧相撲開始から 満 126年〔137年目〕などの話題 にくわえて,コロナ禍のもとで日本相撲協会が必死になって2021年1月場所を決行した状況は,東京五輪組織委員会の幹部たちは注視している 要点・1 明治天…
日本相撲協会はこの1月場所が中止になっては商売あがったりということで,開催寸前に新型コロナウイルスに感染した力士がいた事実が判明すると,即座にPCR検査を全員におこない,この場所の開催に漕ぎつけていた。 日本政府も実は,1年前からこの日本相…
(2010年8月12日,更新 2021年1月9日) いわゆる天覧相撲開始から 満 126年〔137年目〕などの話題 【要 点】 明治天皇・昭和天皇・平成天皇・令和天皇は相撲を観覧しているが,なぜか大正天皇に関してその種の記録はない ① 相撲の歴史と日本の天皇・天皇…
日本医師会の中川俊男会長は,2021年1月6日の記者会見で「現実はすでに医療崩壊」と危機感を語り,「医療壊滅」の事態に至っているとまで指摘していた。中川いわく「医療じたいを提供できない『医療壊滅』のような状況にならなければ医療崩壊ではないという…
『経済新体制確立要綱』1940年と『企業民主化試案』1947年が,コロナ禍下の日本資本主義経済体制においてももちうる含意:根本義など,まったく反映される様子すらない2021年における日本の企業体制のあり方 要点・1 内部留保ばかり貯めこんできた大企業が…
原発の問題の基本点となるべき「非安全性の難点にも・反安価性の不利にも」に確実には触れたがらない「原発稼働維持論の経営学者」(経営史専攻)の原発議論は,現実遊離になる立場から,そして政府委員である利害からする議論 本ブログは,2020年8月21日の…
「緊急事態宣言」よりも「罰則付きの特措法改正」をもくろみたい菅 義偉政権だが,小池百合子都知事などにせかされて緊急事態宣言を出さざるをえないという体たらくぶりでは,コロナ禍に立ち向かう為政は不可能 菅 義偉首相は元日のテレビ神奈川の番組のなか…
(2017年12月14日,更新 2020年1月5日) 『朝日新聞』のインタビュー記事に登場した西尾幹二が,天皇問題のなにを語ったかといえば,「現代を生きる鎖国論者の精神的な支柱・基盤は「日本神州論」であったかのように聞こえた独自の見解 【要 点】 西尾幹二…
(2009年5月6日,更新 2021年1月4日) 朝日新聞の天皇対談特集記事,有名作家と大学教授の対話を介して汲みとる天皇観 【要 点】 天皇・天皇制を考えるための議論-批判的視角の射程,その方向と限界- 今日〔2009年〕5月6日〕『朝日新聞』朝刊に作家…
(2009年5月10日,更新 2020年1月3日) 皇室神道・宮中祭祀の歴史は明治謹製として発足し,そして現在では皇族の私的な宗教行事として維持されてもいるものだが,それでも,古式ゆかしい秘儀であるかのように巫女の立場から騙ってみた女性の「日本神道史…
(2010年8月25日,更新 2021年1月2日) なぜ,明治維新にともない日本においては古代史的な天皇教が新しく創唱されねばならなかったのか? 近代国家発足にさいして「信じない」自由が許されない「惟神(かんながら)の道」が「非宗教(道徳・倫理)」だと…
(2017年12月12日,更新 2021年1月1日) 旧皇族の血筋をもつらしい人間になると,いかにも自分はエライという心理を,常時もっているのか 天皇・天皇制問題をこじらす言動・行為をしてきた旧・元皇族的な子孫1人,そのネトウヨ的発想の低劣・下品さが「在…
不急不要の日本国総理大臣たちが重大なコロナ禍対応に緊急的にまともに措置できてこなかった現状,国民たち側に降りかかった不幸と不運だといって済まされない深刻(神国?)なヤマト国事情 あんな安倍晋三やこんな菅 義偉のために,この国はどんどん袋小路…
原発の事故現場の先行き:見通しは基本的に真っ暗闇である,この事実は東電側も重々覚悟している,だが,その事実認識そのものを公にはできないまま,後始末の作業には否応なしに従事していくほかない窮状 なぜ,東電福島第1原発事故の後始末は,チェルノブ…
2020年12月14日に全国一時停止が決定した「Go To トラベルキャンペーン」であったが,年末の12月28日から年始の1月11日(事後1月末に延長)まで全国一斉に「Go To トラベルの運用」を停止することを決定したけれども,その開始までの2週間にかぎっては,…
国家機関である造幣局が,芸術文化的に付加価値(?)を打刻し,創造するかたちで,2020東京オリンピック用の記念硬貨を製造し,「円」表示額:実価以上の品物として国民たちに販売する商売は,これ,ほんまに,ゴッツ,ええ商売 お金を造ってこれをさらに「…
コロナ禍に襲来される以前からもそうであった事情だが,安倍晋三によるウソまみれ政治のせいで,いまや後進的な国家体制に引き戻されていしまった「この国の体たらく」は,再生可能エネルギー利用態勢に不承不承である自民党政権のあり方にも如実に反映され…
(2015年2月04日,更新 2020年8月23日,増訂 2020年12月26日) 【断わり】 本日のこの記述は,本ブログ 2020-08-23 の「満洲国,なかにし礼,日本国憲法,安倍晋三など」を再利用して,中身を若干増訂した形式をもって,あらためて公表している。なかにし…
コロナ禍に襲来される以前からもそうであった事情だが,安倍晋三によるウソまみれ政治のせいで,いまや後進的な国家体制に引き戻されていしまった「この国の体たらく」は,再生可能エネルギー利用態勢に不承不承である自民党政権のあり方にも如実に反映され…
あるとき〔5年以上前〕官房長官を務めていた菅 義偉は,安保関連法案(2015年夏)を合憲だという憲法学者は「イッパイいる」といったけれども,本当のところは「3人」だけであった 数日前,イギリスで感染力が強いとされる変異した新型コロナウイルスが広…