宗教・神道

オリンピックの開催式における天皇の開会宣言「問題」と対照させる「天皇のお手植え」という皇室内の私的行事

(2019年5月21日,更新 2021年7月12日) 『昭和謹製』である「天皇みずからする田植え行事」をもって,日本の農事を再生・繁盛させることができるか,古代において天皇は田植えをしていたか? コロナ禍の真っ最中に1年遅れで開催されようとする2020東京オ…

菅 義偉はもちろん保守・右翼の政治屋であるが,その立ち位置がしごく曖昧,ただ権力欲一辺倒で「私利我欲為政の私(死)物化」のために生きている権力者

2021年7月5日の都議選まで自民党は,重要な選挙で6連敗した,来たる衆議院総選挙は自民党にとって2009年の再来がささやかれている,2020東京オリンピックの開催を1年遅れで,しかも新型コロナウイルス感染拡大が「第5波」として再上昇しはじめているこ…

昭和天皇は1975年以降,なぜ,靖国神社参拝(親拝)を中止してきたのか,自分の身代わりになったA級戦犯を英霊にして祭祀などしたら,自身も「同罪」の立場に追いこまれる

(2012年2月4日,更新 2021年6月28日) 天皇裕仁が靖国参拝にいけなくなった本当の事情,その事実のありのままに触れえない日本の知識界 の制約・限界,天皇批判論が微温的に終始しているかぎり,歴史の真相には迫れない 要点・1 古墳の問題,この歴史的…

靖国神社問題小考,敗戦して賊軍神社になりはて,その後も存続してきた歴史

(2014年1月20日,更新 2021年6月20日) ① 靖国神社 の宗教的欺瞞性のおどろおどろしさ 大東亜・太平洋戦争に完敗した旧・大日本帝国であったが,常時「官軍」として勝利を前提する帝国陸海軍であったゆえ,戦死などした将兵などを祭祀するための「国家神…

国家神道・神社神道・教派神道・民俗神道など日本における神道のあり方は,皇室神道との関係性がある状況のなかで,いまだに宗教の次元にまで本格的に脱皮できていない未熟さ,その由来と背景

敗戦後においても,国家神道としての靖国信仰が,日本古来の一般神道の「本然的・自然的な成長・発達」を疎外し抑圧 してきた,靖国信仰は明治維新以後,帝国日本が侵略路線を生半可に正当化するために創作されたがゆえ,「本来の神道」を「歪曲させる役目」…

日本の天皇・天皇制のあり方,女性・女系天皇などの問題点を議論するために有識者会議に選ばれた学識経験者や俳優らが,はたしてまともに関連する討議ができるかと問えば力量不足

天皇・天皇制の専門研究者たちを中心に有識者会議の構成員を選ばないで,いかほど適切にかつ有効な議論が確保できるのか 大いに疑問あり,この会議に参与する人物たちの「有識者としての実像」を観察してみる 要点・1 皇位継承を検討する会議の構成員に選ば…

タカクラテルが敗戦直後に書いていた天皇論

(2009年4月15日,更新 2021年3月5日) 1946年7月7日に書かれた天皇論の意味 いまも通用する天皇・天皇制論 【要点】 タカクラ・テルの「封建遺制としての皇室論」 タカクラ・テル『日本の封建制』理論社,1953年10月という本がある。この本は,B6版…

明治期に創唱された日本国天皇教

(2010年8月25日,更新 2021年1月2日) なぜ,明治維新にともない日本においては古代史的な天皇教が新しく創唱されねばならなかったのか? 近代国家発足にさいして「信じない」自由が許されない「惟神(かんながら)の道」が「非宗教(道徳・倫理)」だと…

内村鑑三「2つJ-Jesus Chris と Japan-」の日本的限界,靖国神社との関連問題

(2014年5月12日,更新 2020年11月20日) なぜ,内村鑑三「2つJ-Jesus Chris と Japan-」については「日本的限界という問題」があるのか,日本キリスト教史における位置づけから観た議論 要点・1 国家神道に敗退した日本キリスト者の姿は,戦前・戦中期…

日本社会における奇妙な理屈1例,キリスト教・ミッション系学校法人の戦時体制期における出来事-立教学院・明治学院

(2010年8月15日,更新 2020年11月6日) キリスト教・ミッション系学校法人の経営者は,戦時体制期においてどのように対応・行動していたか,その昔において記録してきたおかしな発言 要点・1 当時は,普遍性を欠いた宗教思想的な世界認識を披瀝したキリ…

靖国神社問題に〈無識〉であるアメリカ人教授の発言

(2014年3月2日,2020年10月29日 補訂) 靖国神社問題に〈無識〉であるアメリカ人教授の発言などをめぐる議論と批判 要点・1 ジョージタウン大学東アジア言語文化部教授の肩書の軽さ 要点・2 靖国神社の本質も歴史もしらぬ発言,そのなにもしらずに発言…

民間神社参拝と靖国神社参拝の対比

(2014年4月6日,2020年10月26日 追補・更新) 新年,庶民がある神社に参詣:初詣にいったからといって,必らずしもその神社の信者ではない,この摩訶不思議というか,神道のおおようさ・緩さ 要点・1 しかし,戦争のためにこそ,存在してきた靖国神社の…

靖国神社みたままつりの真義

(2009年7月11日,更新・補筆 2020年10月24日) 「靖国神社みたままつりの真義」を考えてみるに,これは「靖国の本義をかくした祭祀のありよう」 要点・1 一般庶民の参拝者を靖国「英霊」崇敬者とみなす虚構,その国家神道的な宗教意識による確信犯的な『…

靖国神社に菅 義偉首相が参拝する(=真榊を捧げる)行為は「官軍・勝利用神社」を正当化する意思表示であり,「敗戦後」日本の国家体制が「ポツダム宣言」1945年7月26日を受諾した事実を否定

靖国神社は元大日本帝国陸海軍の旧国営神社,現在は独立した民間の一宗教法人ではあるものの,皇室神道の「しんがり信仰」を強力に補完し,仕上げるための「英霊讃美用の戦争・勝利神社」である。この旧官軍用神社に真榊を奉納する行為は,首相による「政教…

2020年5月25日,新型コロナウイルス感染症に日本は勝利できたなどと,それも日本モデルで成就しえたなどと,狂神的な戯れ言を放った安倍晋三前首相,そして菅 義偉現首相という2代続いた自民党の首相は,日本における最大の国辱的「大恥菌」

かつて,日本は「神の国」だとのたもうたこの国の首相がいた。「サメの脳みそ」をもち「ノミの心臓」を備えているといわれていたこの人,いまでは〔延期になっているが〕2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長という肩書きをもって,…

安倍晋三が首相辞任(2020年8月28日)後,靖国神社に参拝した「安倍晋三的な宗教行為」の「七転八倒的な意味あい」

安倍晋三首相が首相在任中に靖国神社に参拝にいけなくなったのは,アメリカのきびしい指導があったからである 「戦後レジームからの脱却」とは口ばかりの念仏であって,対米服属路線を深めてきた事実の前では,ヘリウムガスの抜けた風船同様 安倍晋三は首相…

靖国問題をどう理解したらいいか,外国人に分からないと韜晦したがる日本人側関係者,その常識を欠いた傲岸不遜,「日本はスゴイ」的な国家神道論の稚拙な原理観

(2014年2月5日)を(2020年8月18日)に補筆 靖国問題について群盲・象を評する〈外国人:米識者の浅薄な見解〉 靖国神社に関する賛成派と反対派の両説に関する基本文献に,何冊かでいい,目を通してから発言すべきではないか 印象論の域を出ない感性的な…

安倍晋三首相が靖国神社に参拝にいけないのはアメリカの指導,「戦後レジームからの脱却」とは口ばかりの念仏,対米服属路線を深めてきただけ

2020年8月15日,安倍晋三は首相としてまたもや靖国神社に参拝できなかったが,玉串料の奉納で済ますかっこうで「国家神道としての宗教的な行為」を重ねてきた もっとも,対米服属路線から脱却できない(「戦後レジームからの脱却」などできるわけもない)安…

「創られた天皇制」物語(2)

明治に創られた天皇家の祭祀(祭儀)一覧などを具材にして吟味する大日本帝国の疑似古代性(その2) (2010年8月18日) 要点:1 伊藤博文と天皇・天皇制 要点:2 誰がなんのために「天皇のための祭祀(祭儀)」を創作・拡充していったのか = 目 次 = ①…

「創られた天皇制」物語(1)

明治に創られた天皇家の祭祀(祭儀)一覧などを具材にして吟味する大日本帝国の疑似古代性(その1) (2010年8月17日) 要点:1 伊藤博文と天皇・天皇制 要点:2 誰がなんのために「天皇のための祭祀(祭儀)」を創作・拡充していったのか = 目 次 = ①…

明治維新によって新しく創られた国家神道と天皇制度

旧大日本帝国の国家神道と天皇・天皇制 (2010年7月28日) 要点:1 明治時代から創られた国家神道-天皇制政治支配のための宗教思想- 要点:2 島薗 進『国家神道と日本人』岩波書店,2010年7月の解明 ① 明治以後に新たに創られてきた「日本の天皇制と国…

神社で売っている神的な商品である “おみくじ” は,明治時代に商品開発されていた

おみくじは「当たるも八卦当たらぬも八卦」である占いごとよりも「頼りがいある」福引きくじか? 伊勢神宮でおみくじが売っていないわけなど,お笑い的な話題も論じる 要点:1 おみくじで自分の運勢が分かるならば人生に苦労は要らない 要点:2 世の中には…

靖国神社の好戦性,国家のために「靖国神道と云ふは死ぬ事と見つけたり」,英霊に背負わされた死命観の残酷さ

靖国神社の宗教的な本質-その好戦的な基本性格- (2014年4月1日) 【要 点】 靖国神社の国民国家的な性格-日本ナショナリズムとしての靖国神社問題-,そして併せて,護国神社が存在する問題 ① 子安宣邦『日本ナショナリズムの解読』2007年 本書は,靖…

靖国神社は戦争・勝利のための官軍神社,しかし「敗戦」というケチが付いて賊軍神社「化」

靖国神社がゆるい神社? (2014年1月27日) 要点:1 靖国神社とは「英霊という名の死神たち」が強制的に集わされる「戦争御用達の勝利神社」ではなかったか。しかし,いまでは「敗戦神社=賊軍神社」である 要点:2 御用済みになってしまったからといって…

靖国神社は「明治謹製」になる旧大日本帝国:官軍用国家神道宗教施設であり,もとより「普遍的な時代精神で戦争犠牲者を祀らない」

靖国神社問題再考 (2015年8月27日) 要点:1 奇妙な論説を吐く高橋源一郎の議論・見解 要点:2 靖国神社の基本性格と旧大日本帝国の戦争責任問題 前 言 本日,2020年1月28日の『朝日新聞』朝刊4面「特集」記事,「〈憲法を考える〉知事と護国神社、…

日本における「男女格差」の深刻さ,それでも教育勅語が恋しい「安倍晋三とその道連れ」たちの封建観念

女性をふつうにまともに活用できない日本の政治・経済・社会は,21世紀に存続していけるのかさえ危ぶまれているほどに「男女格差社会」がひどい,ましてやいまどき教育勅語をもちだすのは愚の骨頂 要点:1 男女格差の悪化傾向がどうにも止まらない日本に「…

天皇家が略奪した伊勢神宮の神道的権威,その祭主に皇族女性を送りこめる事情など(続)

伊勢神宮遷宮問題;「天皇教」にもとづく政教一致を当然視する日本国の「重大問題」(2) (2013年10月4日) 要点:1 落ち目の国が《神》にすがる事情 要点:2 アベコベミクスが,「政治・経済」に一貫する矛盾に,さらに「宗教」を絡めながら深めていく…

天皇家が略奪した伊勢神宮の神道的権威,その祭主に皇族女性を送りこめる事情など

伊勢神宮遷宮問題;「天皇教」にもとづく政教一致を当然視する日本国の「重大問題」(1) (2013年10月3日) 要点:1 落ち目の国が《神》にすがる事情 要点:2 アベコベミクスが,「政治・経済」に一貫する矛盾に,さらに「宗教」を絡めながら深めていく…

斉藤利彦『「誉れの子」と戦争-愛国プロパガンダと子どもたち-』中央公論新社,2019年7月の「靖国神社史・理解」をめぐる考察

斉藤利彦『「誉れの子」と戦争-愛国プロパガンダと子どもたち-』中央公論新社,2019年7月の「靖国神社史・理解」に一部,不正確な記述(誤り)あり,そして靖国神社本来の「明治謹製的な国家神社に固有である〈邪道の特異性〉」について 要点:1 東條英…

靖国神社と千鳥ヶ淵戦没者墓苑,アメリカに「墓苑」のほうに慰霊にいけと指示された「安倍晋三の立場」

明治期から造形されてきた「皇室神道-靖国信仰-国家神道」=古来神国思想の近代版は,現代に通用する宗教たりうるか? 宗教思想がもとから欠落している政治家・安倍晋三 (2019年8月16日) 要点:1 靖国神社と千鳥ヶ淵戦没者墓苑の基本的な違いは「督戦…