新型コロナウイルスの感染拡大問題に真正面から戦えなかった安倍晋三政権の体たらく

安倍第2次政権は「第3の敗戦」を体現するために登場した,腐敗・堕落しきった権力体制である,いままさに新型コロナウイルスの感染が拡大する日本の窮状のなかで,ますます明確になりつつある無能・無策・無為の政治家「ゾンビコンビ:安倍晋三麻生太郎」のせいで,この日本は壊滅過程へと歩を進めつつある


  要点:1 国難の首相」のもとに,新型コロナウイルスの感染拡大「問題」が襲来してきたとなれば,もはやなすべき手はない,国家滅亡への道先案内さえろくにできないこの「世襲3代目の大▲カ政治屋」総理大臣の迷采配によって,国民たちはすでに疲弊の一途であり,すでに自殺者が出はじめている

  要点:2  「『深まる経済危機 コロナ感染死者の10倍の自殺者が出る恐れも』 焼け石に水の対策ばかり」『週刊ポスト』2020年4月3日号は,こういう懸念を指摘している

 危惧は大げさではない。中国の新型コロナでの死者は約3000人。日本で中国並みの大流行になったとすれば,人口比でみると死者が300人に達する可能性は考えておかなければならない。

 

 一方,リーマン・ショック翌年には「失業」「生活苦」を動機とする自殺者は少なくとも2802人(警察庁自殺統計)にのぼった。コロナ・ショックの経済への影響が深刻化すれば,日本での感染による死者の10倍の自殺者が出ても不思議ではない。

 註記)引用は,https://www.moneypost.jp/644632/3/


  田崎 基『令和日本の敗戦-虚構の経済と蹂躙の政治を暴く-』筑摩書房ちくま新書),2020年4月6日発売

 本書は「安倍政権下で経済,社会,政治すべてが奈落へと突き進んでいる。経済政策の虚構,疲弊する労働者,権力の暴走と欺瞞を迫真ルポ。戦わずして敗ける国の正体とは」という追究する。

 この本の広告にまだ接したばかりなので,ここでは,つぎのアマゾンに早速投稿されていた「トップレビュー」を紹介しておく。

 ◆ アマゾン大好き人間 ◆

 2020年4月11日,5つ星のうち 5.0。いまの日本に足りないのは青臭い社会正義なのかもしれない。筆者は安倍晋三の政策をインパール作戦に例える。なるほどいいえて妙である。バカな根性論の指揮官のロジスティクスをまったく無視した愚策中の愚策である。

 

 現代の指揮官安倍晋三も思いつきで喋り,尻拭いをさせられるのは下級公務員。公務員は書類を書きかえ,ヤバい証拠はシュレッダーをかけさせられ,罪悪感で首を吊る。(なぜか障がい者雇用の労働者までディスるゲスっぷりである)

 

 アベノミクスの被害者国民はずっと不景気。ちなみに私は自由民主党支持者であるが,安倍晋三は嫌い。彼には戦後日本が大切にしてきた弱者への労りが感じられないのである。

 

 新書形態に「アベノミクス」「改憲」「日本会議」「少子高齢化」等を扱うため駆け足で議論が進むが,いまの日本に足りない「社会正義」で一貫している。青臭いかもしれないが日本に必要なサプリメントのような本。おすすめします。

 先日,官邸での首相記者会見の場で,珍しくもIWJ(Independent Web Journal)を主催する岩上安身が質問を許されていたが,そのとき,答える安倍晋三の表情は,増上慢というか,まるで子ども(それもガキ大将以下)であるかのように,感情むき出しにこの岩上を侮蔑するような薄笑い,それも完全に相手を見下して破顔一笑する表情までみせていた。

 前段で「私は自由民主党支持者であるが,安倍晋三は嫌い」といわれているが,この意見に同感である人たちが大勢いるはずである。しかし,いまだに安倍の本質・本性を分かっていない人も多く残っている。

 2020年4月13日中には,報道された『共同通信世論調査』は,以下に引用するように「内閣支持率5ポイント減」で43%とのことであったが,それでも内閣支持率が40%もあるのは奇跡的な現況である。

 共同通信社の〔4月〕10~13日の全国電世論調査によると,安倍内閣の支持率は40.4%で,3月26~28日の前回調査より5.1ポイント減だった。不支持率は43.0%で支持率を上回った。

 

 新型コロナウイルス特措法にもとづく緊急事態宣言を受け,休業要請に応じた企業や店舗の損失を国が「補償すべきだ」との回答は82.0%だった。「補償する必要はない」12.4%。緊急事態宣言のタイミングに関し「遅すぎた」は80.4%で,「適切だった」は16.3%だった。

 

 新型コロナ感染拡大を受け,全世帯に2枚ずつ布マスクを配布する政府の取り組みについて「評価しない」は76.2%に上り,「評価する」は21.6%にとどまった。

 

 条件を付けて1世帯30万円を給付する政府方針に関しては「一律に給付すべきだ」が60.9%で,「妥当だ」20.4%,「金額を増やすべきだ」10.7%の順だった。(共同)(引用終わり)

 安倍政権は休業要請はするが,補償はしないと断言していた。だが,この立場は完全に反国民的であって,自国の「人びとの生命と財産を護る」という「国政にあたる政権者の基本的な任務」とは無縁の,つまり,それを真っ向から否定した,とてつもなくたわけた基本姿勢である。

 いまやまさに,亡国の首相たる “ゆえん” だけが面目躍如である。国民たち側が8割(圧倒的な多数)が要望する「生活補償」をしないというこの首相に,政権の座に居すわりつづける必要性は寸毫もない。 

 新型コロナウイルスの感染拡大「問題」が,日本でもこれからいよいよ深刻な段階に突入する情勢のなかで,首相の安倍晋三がそれこそトンデモな対応をおこなっている。

 つまり,この「無限大的に最悪・最狂の国家最高指導者」が,まだ政権の座に居て,性懲りもなく無能な政権指導(?)に従事している。「今世紀はまだ20年しか経っていない」けれども,日本の政治にとってみればすでに “1世紀分の負の成果” が,彼のお尻の穴から排出されてきた。

 例の件,それも466億円も予算をかけて,全世帯に布製の「マスク2枚」ずつを配布するといったごとき「アベ的な政策」は,世界中から冷笑を買っていた。本当に「バカに付ける薬(マスク)はない」に等しい状況が,われわれ国民たちに向かって押しつけられている。新型コロナウイルスは,布製マスクの繊維の隙間など,「アベの忖度」などいっさいしないでドンドン通過していく。 

 共同通信世論調査で最後に出ていた給付金の問題に対する国民たち側からの批判は,他国において実行されている一律給付を思い起こすまでもなく,あまりに当然である。

 ところが,アベ政権は今日〔2020年4月15日〕の報道によれば,多少手直しをして給付金の問題を検討するとはいっているけれども,この緊急時に「また明日,相談に来い,そしたら出してやるかもしれない」みたいな「国民たちに対する応接ぶり」であって,まったくまともな仕事にはなっていない。出したとしても低所得層向けの生活水準並みしか想定しておらず,しかも給付の時期も5月まで遅れるというのだから,場合によって “香典でも予定しているつもり” かと,嫌みのひとつもいいたくなる。

 

  本日2020年4月15日朝刊(『朝日新聞』)は,まるでコロナウイルスの感染拡大「問題」を基調に全紙面が構成されているかのような編成内容

 この『朝日新聞』朝刊から新型コロナウイルスの感染拡大「問題」に関連する記事をすべて拾って紹介するだけで,けっこうな記述量になる。そこで,この朝刊からは社説のみ引用してみる。国民たちの声を聞かない,聴けない安倍晋三の政治家としての資質にもとわりつく大欠陥が批判されている。


    ◆〈社説〉首相の発信 国民に届いているか ◆
      =『朝日新聞』2020年4月15日朝刊 =

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け,安倍首相が緊急事態を宣言してから1週間。多くの人びとが,これまで当たりまえだった日常を失うなか,国民のいのちと暮らしに重い責任を負う首相から,心に届くメッセージがこの間あっただろうか。

 首相は昨日〔4月14日〕の衆院本会議で,宣言後はじめて,与野党との質疑に応じた。「諸外国と比してわが国の対応が遅かったとの指摘は当たらない」「緊急経済対策は欧米諸国に遜色のない支援だ」。しかし,これまでの対処に問題はないといいつのるだけでは,国民の不安に具体的に応えることはできまい。

 補注)国民の側から観えてきたことは「日本の対応は遅かった」ことである。「支援」はまだなにもろくにはじまっていない。当初から,首相である安倍晋三の対処ぶりに問題があった点は,明々白々であった。しかし,それでもいまさらのように,事態の理解に関して真逆に曲解し,虚言もできるこの首相は,神経が疑われる。という以前に,そのトンチンカンさだけが絶好調の極地にある。

〔記事に戻る→〕 首相は宣言当日こそ,記者会見を開き,テレビ番組にも出演して外出自粛の呼びかけなどをおこなった。しかし,その後は,国民への発信を含め,担当の西村康稔経済再生相に丸投げしているようにみえる。休業要請をめぐり,難航した東京都との調整が決着したさいも「おたがいに一致できたことは本当によかった」と感想を述べただけだ。

 補注)「子どもの〈裸の王様〉である安倍晋三」は,自分が首相であっても,なにか嫌なことがあるときは「逃げまわる」ことを常習にする。とくに欧米諸国や中国・韓国が記録してきた新型コロナウイルスの感染拡大「問題」に対する対応ぶりに比べて,日本のこの総理大臣が記録した「初動の決定的な遅延」「基本対策の中途半端さ」は,ハンパないしだいになっていた。いまとなっては,多分,居るだけで邪魔者みたいな存在にみえて仕方ないのが,この国の総理大臣安倍晋三君であった。

 緊急事態を宣言しておきながら,都が計画した休業要請には二の足を踏む。一方で,すべての企業に出勤者の7割削減を求め,繁華街の接客を伴う飲食店などの利用自粛要請を全国に広げる。人びと活動をどの程度抑制したいのか,政府の軸足が定まっていない。

 補注)一国の最高指導者としての自覚も責任感もなにももちあわせない「世襲3代目の大▲カ政治屋」が「現状のごとき緊急事態」というものを宣言としては出していたものの,実際のところは「頭も体もまともに着いていけない」政治能力しか,もともと保持できていない。

 要するに,首相が務まる知力も覚悟もまるでない単なるボンボン出の政治家が,この国の最高指導者である。新型コロナウイルスの感染拡大を目前にして,悪寒がしてくるなどといってはいられない,恐怖である,生命の危機を感じる。

 協力を求められる国民の側も戸惑うばかりだ。いずれの方針も政府の対策本部で首相が明らかにした。本来なら,記者会見などで,首相が直接,国民に説明すべきことではないか。首相の国民感覚とのズレを如実に示したのが,ミュージシャンの星野 源さんの楽曲「うちで踊ろう」とともにSNSに投稿した動画の内容だ。

 主に若者に向けて,外出自粛を訴えるという意図はわからぬでもない。だが,ソファで愛犬を抱いたり,飲み物を飲んだりしてくつろぐ姿に「何様のつもり」などと批判が集まった。先の見えない生活への不安や自宅にこもるストレスを募らせている人の心情を想像できなかったのだろうか。

 補注)この話題は事項 ③ でとりあげ批判的に議論する。

 全世帯に布マスクを2枚ずつ配るという施策も同様だ。効果をめぐりさまざまな議論のある布マスク。それも2枚だけ。予算はもっと有効に使ってほしい。それが自然な受け止めだろう。首相周辺の官僚が「国民の不安はパッと消えます」と提案したというのだから,そのズレは目を覆うばかりだ。

 補注)安倍晋三と国民側との感覚の「ズレは目を覆うばかりだ」といっても,日本ではこの首相に対して本気で辞めろといって,100万人のデモがなされたことはない。大人しいのである。だが,この「子どもの総理大臣」は日常的に,大人たちを舐めきった為政をしてきた。第2次安倍政権の7年と4カ月は,冒頭の新著にしたがっていえば,「第3の敗戦」への道案内をしてきただけの期間であった。

 そういえば,その「第2の敗戦」を意味した東電福島第1原発事故現場については,安倍晋三風の与太話:「アンダーコントルール」は大ウソであって,この「敗戦」を隠蔽する発言であった。「偽造・捏造・安倍晋三」の一例であった。

 特別措置法にもとづく自粛の要請に強制力はない。効果を上げられるかどうかは,国民の自発的な協力にかかっている。人びとの心に響き,納得して行動を変えてもらう。成否のカギは政治指導者のことばが握っている。(「社説」引用終わり)

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 この画像は『読売新聞』(2020年4月15日,https://www.yomiuri.co.jp/national/20200415-OYT1T50083/から借りたものである。それにしても,いまごろにもなってようやく,新型コロナウイルスの感染拡大に対して用意された「治療方針」が具体的に示されている。

 

 どだい,いまごろにもなって,各病院側における「医療・患者別の受入手順」がとり決められているのは「遅きに失した」というほかなく,最初から基本的な手順面に関して手抜かりがあった。日本で最初に明確に感染者がみつかったのは1月下旬であった。

 厚生労働省は2月3日,横浜港に帰航してきたクルーズ船『ダイヤモンドプリンセス』内で発生していた新型コロナウイルス感染者の対応に失敗し,その後,国内の数カ所に感染を拡大させる起因を作っていた。

 また,政府も都も,この新型コロナウイルスの感染拡大「問題」が,2020年東京オリンピックの開催に対して妨害要因となることを,極力嫌がっていた。そのために意図して闇雲に,この問題を無視し,フタをしたがっていた。しかしながら,その隠蔽をしたがる態度は,3月以降になると完全に状況が悪化するなかで,変更を余儀なくされていた。とはいえ,国や都がこの新型コロナウイルスの感染拡大の防止に本格的にとりくむのは,五輪の年延期が決まった3月24日以降であった。時すでに遅しという状況に追いこまれていた事実を忘れてはならない。

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 「『何様か!』 優雅にくつろぐ安倍首相 炎上動画を見てみたら」東京新聞』2020年4月14日朝刊

 星野 源さん(下)の動画にあわせ,くつろぐ姿の動画を投稿した安倍晋三首相=首相官邸のインスタグラムより。

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 シンガー・ソングライターの星野 源さんが公開した弾き語り動画に合わせ,ソファでくつろぐ安倍晋三首相の動画に批判が殺到している。外出自粛の呼びかけが動画の趣旨で,菅 義偉官房長官は「35万を超える『いいね』をいただいた」と会見で強調したが,怒りのコメントはそれを上回る勢い。いったいなにが人びとの気持ちを逆なでしたのか。

 補注)前掲した共同通信世論調査に出ていた安倍政権への支持と不支持の比率・割合に即して単純にいってみると,「35万を超えるいいね」が来たというのであれば,同時にまた「350万近くのブーイング」の声が上がっていたともいえそうである。

 a) 愛犬抱いてお茶のみ…終始無言

 動画は〔4月〕12日午前,ツイッターやインスタグラムに投稿された。星野さんが公開した「うちで踊ろう」という歌を弾き語る動画に合わせたものだった。画面を二分割し,星野さんの動画は左,安倍首相の動画は右。

 安倍首相の動画は自宅とみられる場所で撮影。約1分間で,安倍首相は終始無言のままソファに座って愛犬を抱き,お茶を飲み,読書をし,リモコン操作した。星野さんは「誰か,この動画に楽器の伴奏やコーラスやダンスを重ねてくれないかな」と書きこんでいたが,最後までみても安倍首相はとくに歌に合わせた動きをしていなかった。

 文字では「友達と会えない。飲み会もできない。ただ,皆さんのこうした行動によって,多くの命が確実に救われています」「医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります」とあった。

 b)「市民の境遇が分かっていない」

 貧困対策に取り組むNPO法人「ほっとプラス」の藤田孝典理事は,「労働者の4割といわれる非正規労働者の人たちは,貯金する余裕もない。それなのに新型コロナウイルスの感染拡大で仕事が減った。家賃などの支払いが集中した3月末の相談が非常に多かった」と安倍首相の動画に怒りを隠せない。

 藤田さんは「非正規の人たちは,外出自粛を呼びかけられても,生活のために働きに出ざるをえない。そうでなければ,補償もないのに自宅待機を命じられ,不安な日々を送っている」と語る。

 そんな立場からすれば,動画での安倍首相の姿は気に障る。「優雅にくつろぐのは市民感情にそぐわない。市民が置かれた境遇を本当に分かっていない」

 c)「仕事する姿アピールを」

 俳優や漫談家,ユーチューバーとして活動するマルチタレントの高土新太郎さん(75歳)も「ソファにふんぞり返って言葉も発せず,何様かという感じしか与えない。日常を撮っただけで腹が立った」と批判する。

 高土さんは,危機対応に取り組む姿をみせた方が良かったと助言する。「この非常時に,優雅にくつろいでどうする? 誰かに乗せられて撮ったのでは,と勘ぐりたくなるほど,何を伝えたいのか分からない。シビアにいまの状況を語ったり,パソコンを前に仕事をしていたりする姿をアピールするべきだった」。

 補注)この「誰かに乗せられて撮ったのでは,と勘ぐ」られている点は,それなりに理由がありそうである。その誰かとは,シンゾウの女房殿:昭恵(最近はアキレとも称されている悪妻)ではないかという指摘も出ていた。

 d)「何か芸でもしたら」

 コラムニストの辛酸なめ子さんも「一言ぐらいしかいうことがない」と安倍首相の動画に冷ややかだ。

 星野さんの動画に合わせ,芸能人やミュージシャンら多くの人が動画を投稿している。いずれも伴奏を付けたり,芸を披露したりと,みた人を楽しませる工夫がある。それなのに,安倍首相はただ座ってお茶を飲んだりしているだけ。

 辛酸さんは「大変な思いをしている人たちには『余裕があってうらやましいですね』ということになってしまう」と指摘する。そして,辛酸さんは「安倍首相もなにかの芸をして,投稿しなおしてもいいのでは」と皮肉をいった。(引用終わり)

 註記)https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/202004/CK2020041402100038.html

 辛酸なめ子安倍晋三に対して「あなたも辛酸を舐める体験をしてごらんなさい」と進言したところで,徒労:ムダである。シンゾウはご幼少のころから,どんなものに関してであれ「大変な思い」というものに相当する実体験など,まともにしたことはないと推察しておく。

 だから,いまとなっては,「国恥・国辱」だとか「亡国・滅国」の首相だとボロクソにいわれていることと,その経歴(人生体験)とは無関係ではない。けれども問題はなにかとなると,国民たちの側に跳ね返っている大きな負債の問題があった。なにゆえ,この程度の「チャイルディッシュな世襲:甘ちゃん坊やの政治家」が,いまだに「総理大臣」の地位に居座っていて,ノサバリ続けているのかということになる。

 新型コロナウイルスの感染拡大「問題」に対した政府・厚生労働省の対策は,初動態勢からして完全に遅れていただけでなく,しかも見当違いの方策を採っていた。日本の感染者数は,ごく控えめにみても「5倍」から「20倍」くらいは潜在している。

 前段にかかげてみた本日『朝日新聞』と『日本経済新聞』のそれぞれ朝刊に出ていた数値に「 × 5ないし10」の感染者総数が隠れているとみたほうがいい。そう覚悟しておいたほうが,用心のためにも賢明な理解となりうる。

 すでにそうした感染者たちがいままで,検査には引っかからない格好で,じわじわが感染を拡大させる条件をばらまいてきた。実際に感染者として判明した人たちは,その7~8割りが感染源不明である。日本はすでに,感染者数の増大傾向は「初期爆発」に入ったといわれている。

 今日〔4月15日〕の朝刊を読んでいても,そうした様相の進展は肌で感じられる。なにしろ,紙面の全面とはいわないまでも,今回流行している新型コロナウイルスの話題がたくさんとりあげられている。広告のほうでも,この話題に絡めて商品を売る関連のものがめだつ。

 要は,安倍晋三は首相の立場ある政治家として,ずいぶんのんきにインスタグラムなどで自分を宣伝している。現時点において首相を務めている人間にとってみれば,そうしたヒマなどないはずである。それでも,脳天気も最高水準に到達してしまっているシンゾウ君は,自分がいま世の中にどのようにみられ評価されるのか,そのあたりの機微などまったく感知できていない。トコトン,世間の常識とは無縁の御仁であった。

 ふだんであればそれでもまだ,まねごとの総理大臣職をやっている〈振り〉だけならば,なんとか成立しうる。だが,いまは新型コロナウイルスの感染拡大「問題」が,日本でもこれから大流行する兆候が出ている。その最中に「自分だけは余裕たっぷり」に “インスタグラム” ?

 本当にモノが分からぬ「▲カ丸出しである総理大臣」の姿が大写しになっている。もしも,女房の昭恵がなんらか関係していれば,それこそ,お似合いの夫婦により演技といえなくもない。つぎの画像は参考にまで挙げておくものだが,安倍晋三ライター山口敬之の著作であり,安倍晋三ヨイショ本の表紙カバーの絵柄である。既出のインスタグラムの画像(動画)に比較したら,どういう印象を受けるか?

【参考画像】

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 付記)幻冬舎,2016年6月発行。 

 

  安倍晋三が壊しているこの国-すべてが後手後手にしかできない総理大臣-

 『日本経済新聞』2020年4月15日朝刊17面「マーケット総合」に掲載されているコラム「大機小機」は,「『コロナ後』のグローバル化」と題して,つぎのように論じていた。

 --新型コロナウイルス禍はついに,政府が緊急事態宣言を出すまでになった。いまは,目の前の感染拡大阻止に全力をあげるときだ。しかし,危機は必らず終息する。「コロナ後」の世界を考えることは,よりよい教訓をえるためにも重要だ。たとえば,グローバル化はどうなるか。

 補注)安倍晋三君がいま考えていることといったら,1年先に延期にした2020東京オリンピックが,来年の盛夏に本当に開催できるかどうかである。安倍は,7年以上も第2次政権を担ってきているが,マイナスの成果・業績ならばさておき,プラスの貢献・実績は,なにも産出できていない。

 この首相が今後の歴史のなかで語られるときは必らず,日本の政治・経済をぶち壊してきた経歴をもつこと以外には,とりたててなにもなかった人物としてとりあげられる「予定」である。

 だから安倍晋三はせめて,五輪の開催によって自分のレガシーを入手しておきたいと念願している。だが,この五輪を今年に開催することにこだわったあまり,新型コロナウイルスの感染拡大「問題」に対する初動態勢の準備に失敗した。いまでは,医療崩壊寸前の危機的状況に追いこまれている。正直,もう手遅れの感がある。

 仮に来年,五輪を実際に開催できたとしても,これもいままで安倍が積み上げてきた〈負の歴史〉を,さらに裏打ちするための「負の記念行事」しかなりえない。せいぜいいまから,五輪は中止を決めておいたほうが無難である。

〔コラム記事に戻る→〕 中国・武漢で発生したとされる新型コロナの感染が急速に広がったのは,ヒトが国境を越えて激しく移動する時代になったためだ。サプライチェーンの分断は,世界の工場となった中国に依存するリスクを浮き彫りにした。

 反省を生かしながらも,グローバル化は止めるべきではない。世界経済のブロック化が進めば,リーマン・ショックを上回るだろう景気の下押し,圧力を克服するシナリオは描けないからだ。一方で,グローバル化で新たに問われる視点も浮上している。

 第1が,国家単位の危機管理だ。日本には中国などでみられる都市封鎖は選択肢にない。韓国のように早い段階からの大規模な感染検査もしなかった。スマートフォンの位置情報やクレジットカードの使用履歴を使った感染者個人の行動追跡にも慎重だ。

 補注)いうなれば,今回における疫病問題に対する安倍政権の対応ぶりは,危機管理面でまったく不注意・無防備に近いものであった。新型コロナウイルスの感染拡大が始まってからというもの,その後においても不作為にその状態を放置するかのように対応してきた。2020東京オリンピックの8月開催が,そうした体たらくの予防態勢となっていた。

 要するに,新型コロナウイルスの感染拡大「問題」に対する日本の初動態勢構築は,完全に失敗していた。感染者数の統計上の把握でいえば,潜在する患者たちの9割以上は捕捉できていないと観たほうが,より無難な(?)解釈たりうる。必要に応じてでもよかったはずの,抜き取り検査方式によるPCR検査の選定・実施も,いっさい回避してきた。それゆえ,3月以降,全国においてどのように感染者が存在するのか,まったく把握できていなかった。

 当初は,中国の武漢市閉鎖や韓国におけるドライブスルー方式によるPCR検査の大量実施などを,「嫌中や嫌韓の意識」もないまぜにしながら,突き放し気味に観察していた日本側であった。けれども,いまでは対岸の火事どころの話ではなくなっており,自宅が大火にみまわれる危険性が目前である。歴代首相のなかでは一番の不出来である安倍晋三が政権を担当している時期に,よりによって悪い出来事が発生した。

〔記事に戻る→〕 法律上の制約や医療体制,プライバシーの問題などが背景にある。だが,外務省幹部は「今後,新たな感染症が発生したとき,果たして通用するだろうか」と懸念する。「たとえば米国が,外国人は出発地での検査で陰性でないと入国させない,といい出したら……」。ウイルスではなく,危機管理体制がヒトの往来を制約する事態になる。

 第2が,デジタル社会の成熟度だ。コロナ禍でテレワークが一気に進むのは間違いない。半面,オンライン診療やネットによる遠隔授業の分野では,日本のお寒い現状が浮き彫りになった。手をこまぬいていれば,海外から「日本に住むリスク」として認識されかねない。

 補注)「日本の生活」全般に関しては,いろいろな世界ランキングが公表されているが,最近になると,日本のそれらの数値(順位)は,てきめんに悪くなっていき,落ちる一方であった。安倍晋三はしばしば「前の民主党政権のときはどうだった」といって悪口をいうけれども,そのランキング面で観たアベ政権のその後は,惨憺たる記録がほとんどである。

 たとえば,公的な教育支出の比率はOECD加盟国のなかではほぼ最低水準。日本は先進国ではなかったのか,と思い出してみたところで,最近はその実感がもてない。新型コロナウイルスの感染拡大「問題」にさいしてアベの政治がみせた態度,「休業要請はするけれども休業補償はしない」という基本姿勢は,今後において自殺者を大量に出すのではないかと心配されている。

 なにより大切なのは国際協調だ。危機管理でいえば,感染防止のために私権制限や個人データの利用をどこまで認めるか,相場観があった方がいい。国家主権との関係がむずかしいが,話し合うことじたいが,強権政治やゆき過ぎた監視へのけん制にもなる。

 ただ,議論を主導する国が見当たらない。本来なら米国なのだが……。「コロナ後」を楽観できない理由が,そこにある。(ペン尻)(引用終わり)

 「議論を主導する国が見当たらない。本来なら米国なのだが」というさい,日本の役割はどのあたりにみいだせ,またなにができるのかという話は,具体的にはこのコラム:大機小機には出ていない。国際協調の話題以前に,日本国内において早急に対策を講じておかない現実問題が,つぎのように事前に警告されている。

    ★ 経済不況で自殺が増加する:コロナウィルス経済対策の重要性 ★
 = 西多昌規早稲田大学准教授・精神科医稿『YAHOO! JAPAN ニュース』 2020/4/5 9:30,https://news.yahoo.co.jp/byline/nishidamasaki/20200405-00171481/

 

 自殺は,その人が生きていれば生んだであろうさまざまな影響や活動を失うことになり,大きな社会的損失となる。さらに現在日本では約40人に1人といわれる自死遺族だけでなく,周囲の人間・社会へのダメージも大きい。

 

 ロックダウンなど公衆衛生上の感染防止対策と経済活動とは両立がむずかしく,絶対解はないのかもしれない。Covid-19発症者・死亡者を抑えることが優先されるのは当然として,経済不況による死者の増加も念頭におくべきである。政治が処方しなければならない処方箋である。

 安倍晋三の政権内ではこの種の問題にまともにとりくめる姿勢はあるのか?

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