カイロ大学の卒業証書さえまともに明示できない小池百合子都知事,なにもかもがうさん臭いまま都知事選に再び立候補するこの人の面妖さ

虚飾の東京都知事小池百合子はなぜ,カイロ大学「卒業証書」をまともに公開できないのか?

YouTuber の朝堂院大覚(ちょうどういん・だいかく,本名は松浦良右,1940年12月9日生まれ,同志社大学法学部卒業)は,小池についてカイロ大学「中退」だと明言している

当該のユーチューブ動画は,「小池百合子をエジプトに行かせた朝堂院大覚が語る,『カイロ大学の証明は偽り,アラビア語ができないから中退』学歴詐称事件」2020/06/12,https://www.youtube.com/watch?v=E8S7wIqZe8g と題して公表されている

 

  要点:1 東京都民は,小池百合子都知事に再選させても,なにも得することはない。安倍晋三の女版であるこの都知事を再選させたら,東京をさらに曠野にするだけのこと

  要点:2 都民ファーストとは笑わせる,コイケ・ファースト以外なにもありえない空虚なネトウヨ的政治家の小池百合子は,東京都を「泥沼の〈小池〉」にするしか能がない,過去4年間にまともに達成できた実績はなしであった

 

  どういうわけがあるかはくわしくはしらぬが,2020年6月8日,カイロ大学小池百合子都知事は「1976年に卒業した」と声明を出していた。だが,この声明はエジプトの政治面に関する内情をしる人にとっては,眉ツバものであった。軍部とこの情報部組織が国家全体を牛耳っている同国のカイロ大学から,そのような声明がおおやけにされたとしても,話半分以下にしか聞けない。

 そもそもの話をするとしたら,逆にいえば,東京大学が留学生の1人(卒業生?)卒業の「事実証明」について,ことさら「声明」として公表するという態度表明をわざわざするかといえば,日本の感覚ではまったく理解すらできない「異様な対応」である。小池百合子自身が卒業証書なり成績証明書の複写物を明快に提示すれば,それで済む話が,ずいぶんとひねくれた話題にまで発展してきた。

 こう考えてみればよい。ふつうに大学を卒業した日本人が,ましてや海外の大学に留学して卒業していたとしたら,よほどの理由があって紛失したとかでなければ,卒業証書はきちんと保管しているはずである。その証書のことを,小池百合子はチラッとだけみせたりするだけで,現物のコピーでもほしい報道陣に対しては配布し「これですよ」と示そうとは,絶対にしてこなかった。こうなると,証書をまともに他者にはみせられないよほどまずい事情でもありそうだと勘ぐられて当たりまえである。否,もしかすると……。

 すでに『週刊文春』などが小池の学歴「疑惑」をめぐっては,「カイロ大学を卒業していない」とする学歴詐称疑惑を報じてきた。ところが,カイロ大学が2020年6月8日,「1976年10月にカイロ大学文学部社会学科を卒業したことを証明する」との声明を発表した。これを受けてなのか,さらに6月12日(金)発行の『週刊ポスト』が,カイロ大学の卒業証書を「再掲載」したけれども,この証書のこと(小池百合子自身が提供してきた書面)について,カイロ大学側が説明したつもりなのかどうかさえ,なお不詳である。ともかく疑惑がすっきり晴れていない。

 東京都のホームページは,こう書いている。小池は1952〔昭和27〕年7月15日兵庫県生まれで,1976年にカイロ大学文学部社会学科を卒業し,1992〔平成4〕)年に参議院議員に初当選し,翌1993年には衆議院議員に転じたのち,2003年に環境相,2007年に防衛相,そして2016年に都知事に当選したと記している。

 小池百合子は「権力と寝る女」などヤユされるほどに政界渡りが上手な女性政治家である。だが,ともかくカイロ大学を本当に卒業したのか,それも首席で学業をまっとうしたのかという諸点については,疑問はまだ残っている。卒業年は1976年のはずなのに1977年だとされてもいて,きわめて明白な食い違いがあった。

 だが,この種の疑問などに対して,小池はけっして真正面から答ようとしていなかった。となれば,経歴を詐称しているのではないかと疑われる余地が,いつまで経っても断ち切れないでいる。ある意味で彼女は,自分の地位にふさわしい説明責任(アカウンタビリティ)を全然はたしていない。要は,逃げまくってきている,いまも。

 

 「【都知事選】 不都合な質問には答えない『女帝』にヨイショ質問連発の記者クラブ『田中龍作ジャーナル』2020年6月12日 23:01 https://tanakaryusaku.jp/2020/06/00023107

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 学歴詐称など数々の疑惑で揺れる「女帝」こと小池ゆり子知事が,再選をめざして都知事選挙に立候補することを今日〔2020年6月〕12日,正式に表明した。2期目をめざす小池知事は「この大東京を大改革していかなくてはいけない」。このあたりまではいつもの大言壮語だと理解していた。

 だが,知事が「情報公開は一丁目一番地であります」と続けた時,田中は噴き出してしまった。小池氏の情報統制は,隠蔽体質と批判される安倍首相に勝るとも劣らぬほどだからだ。「情報公開」とはどこの国の言葉だろう?

 その象徴は記者会見である。お気に入りの記者は頻繁に指名されるが,不都合な質問をする記者は手を挙げ続けても指名されることはない。

 今日〔6月12日〕の会見でも,小池氏に気に入られたい一心の記者クラブは,ヨイショ質問を連発した。

  「コロナへの対応,国政への転身は?」(幹事社)

  「1期目の印象は?」(NHK)

  「連合東京との関係は?」(読売)

  「女性の力をどう活かしていくか?」(フジテレビ)

 小池氏が実績を強調できる質問ばかりだ。「連合東京との関係」については選挙戦をさらに優位に進めるために,友好的な姿勢を表明しておかねばならない。まるで小池知事のために用意されていたような質問だった。

 どういうわけか,フリ―ジャーナリストの畠山理仁氏が指名された。畠山氏は,知事とお気に入りのフジテレビ記者を結ぶ線上に陣取っていたのである。畠山氏の作戦は効を奏した。

 周囲にいたフリー記者や週刊誌記者の証言によれば,知事が当てたのは指名回数ナンバー1のフジテレビ記者だったのだが,マイクは知事とフジテレビ記者の線上にいた畠山氏に回ってきた。

 その畠山氏はカイロ大学首席卒業という「学歴詐称」について質問した。知事は顔色ひとつ変えず答えた。

 「卒業云々については,すでになんども私自身が『カイロ大学が認めている』ということを申し上げてきた。すでに原本(卒業証書)を公表しております。今日もそれを掲載したメディアがあった」。

 「ワイズスペンディング」「ウィズコロナ」・・・小池知事は横文字を連発し,さも高等な政策であるかのようにみせかける。虚飾である。

 『週刊フライデー』の記者が「一期目の選挙でかかげたスギ花粉ゼロ,二階建て通勤電車は実現していないではないか?」と質問した。知事はいいわけするどころか「揶揄する質問か?」と開きなおった。

 一度嫌な質問をすると,その記者は二度と指名されなくなる,という。知事が嫌がる質問こそ都民がしりたがっていることがらだ。都民の声に耳を傾ける為政者であれば,嫌な質問にも答えるはずだ。

 不都合なことは,なかったことにするのが「女帝」の流儀なのだろうか。(引用終わり)

 いまではあえて説明するまでもないと思うが,「国政の安倍晋三」(の悪政)に相当するのが,まさしく「都政の小池百合子」(同上)であった。ただし,安倍首相の場合は質問者の意図や内容がよく理解できないで答えようとするために,トンチンカンなやりとりがなされることもしばしば起こるのに対して,この小池はあえてとがってごまかすための応答をする。前段の質問における答えはその典型であった。

 小池百合子は相手の質問をよく承知のうえで,平気でごまかしては,はぐらかす答えをする(つまり,実質ではなにも答えていない)。こうした小池流のハチャメチャ話法(もちろん意図的かつ自然にも駆使しているものだが)は,まったく誠意のかけらも感じさせない光景として,いつも周囲に不快感を与えていた。

 問題はすでに1期4年務めてきた都政をどのように,彼女自身が評価なり総括なりしたうえで,再選に向けて立候補したかである。だが,小池百合子が最近までできていたことといえば,現実において東京都地区でどのくらい,新型コロナウイルス感染者数が発症しており,事後どのように経過・推移してきたのかという点などとは,さして深い相関(必然的な関連性:理由や事情)もみいだせないまま,ともかく「東京アラート」なる警告情報を6月19日(今日は14日:日曜日で,金曜日に当たる)に解除することに決めていた。しかも,自分が都知事選に立候補を表明する1週間ほど前(6月11日)にそれを決めたのであった。要は,どこまでも “みえすいた戦術” の駆使であった。

 

 「小池知事の4年間は…25点以下?!  2016年~2020年の小池都政を客観的に検証する」『音喜多駿』2020年6月12日  21:52https://otokitashun.com/blog/daily/23625/

 こんばんは,音喜多駿(参議院議員 / 東京都選出)です。本日,現職の小池百合子知事が正式に2期目の出馬を表明されました。自身が設立した都民ファーストの会を含めて,あらゆる政党の推薦・支持を受けずに「無所属」として挑戦されるとのこと。

 補注)東京都議会の「会派構成・会派略称一覧」は(2020年3月9日現在で),以下のようになっている。

  都民ファーストの会 東京都議団   50(うち女性15)人
  都議会公明党            23(うち女性 3)人
  東京都議会自由民主党        22(うち女性 1)人
  日本共産党東京都議会議員団     18(うち女性13)人
  都議会立憲民主党・民主クラブ    5人
  無所属 東京みらい           3(うち女性 2)人
  無所属(都議会生活者ネットワーク)   1(うち女性 1)人
  無所属(自由を守る会)         1(うち女性 1)人
  現員                 123(うち女性36)人
  (定数                127人)

 小池百合子は自身が創った政党である都民ファーストの推薦も支持も受けずに都知事選再選めざして立候補したという点は,この知事がなにかしら狙っている,つぎのごとき目標が示唆されている。

 小池百合子は「権力と寝る女」的な人生を長期間過ごしてきたゆえ,現在においては,「都民ファーストの会  東京都議団」という子分の都議連など,本当のところでは,ほとんど眼中にはないも同然である。いうなれば,つぎの段階へ進むための踏み台程度にしか,自分の網膜には映っていないのが「彼ら都議たち」の存在(客体)なのである。

 安倍晋三に対しては「あなたはもう首相は辞めて,私にゆずりなさい」とまでいってのけたのが,この小池百合子だとまで伝聞する。けれども,この彼女が実績として日本の政治に与え,残してきたモノといったら,実際的には,ほぼ非民主的と形容するほかない中味は,音喜多駿が前後の記述中で指摘しているように,実はほとんど「無」であった。あったものといえば「害」だけだが……。

 小池百合子が失敗した「例の一言『排除します』」は,2017年9月29日に記録した有名な文句であった。記者会見の場で,東京都知事の彼女は,ついうっかりとも思えなかったといっていいのだが,その「排除発言」を得意げな表情を浮かべて放っていた。

 つまり,国政における「希望の党」(2017年9月25日に結成されるが,そのあとすぐ同月28日には民進党と合流した)の命運を決めた決定的な瞬間だと指摘されているのが,その9月29日に放たれた「彼女の傲慢な発言:1発」であった。民進党からの合流組の一部を「排除いたします」と笑顔でいい切った姿がテレビで繰り返し報じられると,小池氏や希望の党のイメージは一気に悪化したのである。

〔音喜多の記事に戻る→〕 水面下でさまざまな交渉をし,推薦をもらう段取りを進めていたことは事実だと思いますが,さすがは小池知事。世論に反応する抜群の嗅覚と,王者の余裕で無所属を選び,本当に手強い「女帝」だと痛感するばかりです。

 なお,さらにわれわれが勝負するべきは,そして都民に判断してもらうべきは,外形的なことばかりではなく「政策・実績」になるでしょう。その政策・実績面について,4年前の小池百合子氏の公約「7つのゼロ」については,動物殺処分ゼロ以外はすべて未達成であることは,過日の記者会見やブログでもすでに指摘をしてきました。

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 しかし,この殺処分ゼロについても,いわば「ごまかし」であると強く指摘する声もあります。くわえて,さらに検証を進めていくなかで,もっと注目すべき事実・指標があることが発覚しました。それは,知事就任後に策定した都の基本計画「都民ファーストでつくる『新しい東京』~2020年に向けた実行プラン~」です。

 付記)2020年に向けた実行プラン,https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/actionplan-for-2020/

 おそらく,多くの都民がこうした行政計画は存在すらしらず,また進捗状況も気にしていないと思いますが,公約よりもむしろこちらの検証のほうが小池知事の行政能力・実績を図るうえではるかに重要だといえます。

 なぜならば,選挙前の公約については,「ちょっと就任前だったので,いい過ぎた部分がありました。軌道修正します!」といういいわけも,ギリギリで許されるかもしれませんが,これは知事就任後に都庁職員の力を動員して策定した正式な行政計画だからです。

 そして結論からいいますと,小池知事は2016年にみずから立てた行政計画の大目標4つがすべて未達成であり,全体の達成率としても残り1年で25%を下回る(みこみ)という燦々たる有様なのです。

 補注)ここで「燦々(サンサン)たる」という表現が理解できない。「惨憺(サンタン)たる」のことか?

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 これはなにも私が勝手にいっているわけではなく,データと自己検証結果が残酷にも突きつけています。上の表にまとめたように,

   ●-1 都内名目GDP 120兆円
   ●-2 外国人旅行客 2500万人
   ●-3 都民の生活満足度 70%
   ●-4 世界都市ランキング1位

という目標はことごとく未達成であり,2020年度終了まで時間が残されているのと,コロナ禍という要素を差し引いても,惜しいといえるレベルにすら到達せずに終了しています。

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 全体的にみれば,インフラ計画などで手堅く達成している項目もありますが,それでも2019年度末までの達成見込みを合わせて25%以下です(157 / 644)。

 これは昨〔2019〕年8月に発表された「事業実施状況レビュー結果」で詳細に分析されており,この分析をされることじたいは本当に素晴らしいと思います。

 付記)「2020年に向けた実行プラン」事業実施状況レビュー結果,https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/actionplan-for-2020/review.html

 なぜこのレビューがなされたかといえば,一部の改革を志向する本物の特別顧問たちが残っていた2016年当時は,小池知事はやる気に満ちあふれており,事後レビューをしてPDCAサイクルを回すことをぶちあげ義務付けていたからです。

 その後,特別顧問たちは政治的理由で都庁を終われ,小池知事自身も急速に都政への意欲を失くし,改革やこの基本計画が骨抜きになったことは,このレビュー結果をみても一目瞭然であろうと思います。

 この事業実施状況レビュー結果は,けっこう良くできているので,行政政策マニアは読んでみると非常に面白いと思います。

 たとえば小池都政の成果として「待機児童はゼロにはできなかったが,過去に比べれば大幅に減少させた!」という実績ばかりが強調されますが,学童保育の待機児童はまったく減らず,むしろ増加傾向にあることなども明らかになっています。

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 派手なメディア戦略やコロナによる露出の裏で,本来やるべきである2020年までの基本計画はどこまで進んでいたのか。みずからが都庁職員と作り上げた計画が,なぜたったの25%しか達成できなかったのか。

 現職である小池知事には未来の公約ばかりではなく,こうした点もしっかりと説明していただきたいと思いますし,またわれわれも建設的・政策的な視点から論戦を挑んでいきたいと思います。

 それでは,また明日。(引用終わり)

 以上,音喜多駿の指摘,つまり「過去4年間における都知事としての小池百合子の勤務評価・人事考課は落第点だ」という結論が,それも明確に指摘・批判・説明されている。いまでは,すっかり「緑のタヌキ」が変じて「コロナのたぬき」に化け変わっているこの都知事であったが,肝心である都知事任期中の本当の実績はきわめてとぼしく,いわば全然いただけない。

 小池百合子都知事の4年間を回顧すると,歴代の都知事に比較してとくに抜きん出たといえるような目立った業績はなにもみつからない。それどころか,満足に合格点だといえる結果すら残せていない。この程度の,はったりばかりがめだつ女性都知事を,こんどの知事選で再選などさせているようだと,都民たちの両眼は節穴だということにならないか。

 

 「〈社説〉小池都政4年『事実』で功罪見極めを」朝日新聞』2020年6月13日朝刊

 〔6月〕18日告示の東京都知事選に,現職の小池百合子氏が立候補を表明した。この4年間の都政をどう評価するかが,今回選挙の最大の争点になりそうだ。

 新型コロナ対策では存在感を発揮した。感染の拡大を抑えるため事業者に営業自粛を求める一方で,補償に代わる措置として都独自に「協力金」を支払う方針を表明した。周辺の知事も続き,動きの鈍かった政府が手を打たざるをえない状況をつくり出した。緊急事態宣言が延長されたさいも,追加の支給をトップダウンで決めた。

 都の豊かな財政力があってこその施策だった。だが緊急対策費の総額は1兆円を超え,約9千億円あった貯金にあたる財政調整基金をほぼ使いはたした。この先,コロナ禍による税収減は必至で,五輪の延期に伴う追加費用負担も生じる。再び感染が広がった時にどうするか,財政をどう立て直すか,具体的な政策の提示が求められる。

 キャスター経験を生かして情報発信力に優れ,言葉の使い方も巧妙だったが,「強い知事」をアピールしようという思惑が随所ににじんだ。医療態勢の増強やPCR検査の充実は後手にまわり,現場の奮闘のおかげでなんとか破綻を免れた感が強い。

 印象論に流れず,事実を一つひとつ確認しながら都のコロナ対応を検証する必要がある。2代続けて知事が不祥事で途中辞職する事態のなか,4年前,都民はしがらみにとらわれない変革を小池氏に期待した。

 法律の規制を上回る受動喫煙防止条例の制定や,重点的な予算配分による待機児童の減少は成果といえる。しかし,過去の都政をブラックボックスと批判した小池氏が,では自身の説明責任を誠実に果たしてきたかというと疑問が多い。

 たとえば築地市場豊洲移転問題だ。土壌汚染対策の不備や石原都政下での不透明な移転交渉が明らかになったが,跡地の再開発方針は混迷。2017年都議選直前に唐突に打ち出した「築地は守る,豊洲を活かす」はいいっぱなしに終わった。政策決定過程をたどれる文書はないと開きなおり,納得できる説明はいまだなされていない。

 補注)「文書はない」といいはれるところは,まるで安倍晋三(政権のやり方)と瓜二つ。この2人は同じ穴のムジナ。

 関東大震災時の朝鮮人・中国人虐殺をめぐっても,追悼式にメッセージを送るのをやめ,歴史に向き合おうとしない姿勢をのぞかせた。これについてもあいまいな説明に終始する。

 補注)小池百合子がこの問題についてあいまいなのは,自分の立場を正直に吐露したさいには,在特会に似た程度の発言しかなしえないからと推察される。

 災害への備えや高齢化対策など東京が抱える課題はきびしさを増す一方だ。都議会自民党,五輪組織委,そして国と,「敵」をつくり,闘う姿勢をみせることで支持を集める手法は,今後の都政運営にどこまで通用するのか。見定める選挙になる。(引用終わり)

 要は,都民がまたこの都政の全体を「灰色の世界へと変えてきた女性都知事小池百合子」を,再び,選ぶのかどうかである。はっきりいって,この都知事はこの大都市をどのような場所として活かすために運営していきたいのか,自分の理念や方針を明示しつつその展望や計画を具体的に示しえず,もちろんその実践もなしえていなかった。

 いいかえれば,彼女は単にどこにでもいくらでもいるような,すなわち,権勢欲だけは目一杯にみなぎらせているのだが,結局はその政治屋としての人間的な特性のほうはとみれば,ひたすら凡庸な俗世感ばかりをたっぷり漂わせてきた。こちらの本性にかぎってだけは,サンサンと輝かせうるなにものかを確実に誇示しえていた,といったしだいで,本当は実につまらない「いまだけ・自分だけ・カネだけが第1=ファースト」の政治家である。

 小池百合子都知事は,2020東京オリンピックの開催にこだわるあまり,新型コロナウイルス感染拡大「問題」への対処については,非常に手遅れで拙劣な軌跡を残してきた。『朝日新聞』の社説はそのあたりの評価が甘い。お世辞にもならぬ論説は要らない。

 要するに,小池百合子という俗流政治家の存在じたいが日本の政治にとってもつ意味は,カイロ大学の卒業証書にまつわる「不明朗さ」をもって,すでに初出的に端的に表現されていた。この女性政治屋を再度東京都知事に選出したら,けっして都民たちのためにはなりえない。今後に向かう彼女という存在に関してもちうる印象は,なにか? 多分「劣悪より以下」のなにものかである。より率直にいえば「極悪そのもの」でしかありえない。これは,いままでにおいて彼女が政治家として記録してきた実績に照らしていうべき評価づけである。

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【参考記事】

www.nikkan-gendai.com

www.nikkan-gendai.com

lite-ra.com

johosokuhou.com

uekusak.cocolog-nifty.com

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