小池百合子風「詭弁の政治」がもはや通用しないコロナ禍の東京都,新型コロナウイルス感染問題に国家の立場から有効性ある措置や対策を講じられないまま,舌先三寸・小手先でのみ対応しようとする菅 義偉も姑息

  無知・無能・無為・無策の対コロナ禍対応しか採れていない日本国首相菅 義偉や東京都知事小池百合子の「問題あり・あり」の,政治家としての無作為的な立場,非常事態宣言を3月21日に解除するというのは,もう打つ手がない からだという「体たらく」ぶり,そして国民・都民たちは為政者たちにさんざん踏んだり蹴ったりの目に遭わされても,それほど起こらない不思議な政治風土


  要点・1 菅 義偉の対コロナ禍対策に評価しうる中身なし

  要点・2 小池百合子が駆使してきた「意味不明の日本語」によるコロナ禍対応,その空虚的な弊害

 

 「4都県 崩れたワンボイス 緊急事態宣言,21日で全面解除 神奈川知事ら小池氏に不信感」日本経済新聞』2021年3月19日朝刊4面「政治」

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 菅 義偉首相は〔3月〕18日,緊急事態宣言の全面解除を決定した。内閣支持率と連動する新型コロナウイルスの対応をめぐり,首相は知事の動向に神経をとがらせてきた。感染者数の減少傾向が鈍化する局面にもかかわらず解除に踏み切るのは,1都3県内で解除を容認する意見が広がったためだ。

 補注)この補注における記述をしばらくつづける。ところで,2021年3月における『読売新聞』の世論調査は,内閣支持率をこう報告としていた。( )は2月時の回答率。

  「支持する」  48(39)%
  「支持しない」 42(44)
  「その他」     3( 3)
  「答えない」    6(13)

 また『朝日新聞』が先月となるが,2月13,14日,全国世論調査(電話)を実施した「菅内閣の支持率」は,こうなっていた。

  「支持する」   34%(前回1月は33%)
  「不支持しない」 43%(     45%)

 今日の時点,『朝日新聞』の3月における世論調査はまだ実施されていないが,『読売新聞』の世論調査と『朝日新聞』のそれとの15%前後もの「支持率」について生まれている〈大きな差:優位な差〉は異様に映る。

 また,『読売新聞』の立場に近い『産経新聞』が世論調査の問題に関しては,つぎのような不正問題を起こしていた。『朝日新聞』が社説を充てて論じていたのは,こういう問題点であった。この社説の冒頭部分だけ紹介する。

   ★ 〈社説〉世論調査不正 説明責任果たさぬまま ★
       =『朝日新聞』2021年3月17日朝刊 =

 

 FNN(フジテレビ系ニュースネットワーク)と産経新聞が合同世論調査(電話)を再開して2カ月になる。

 

 データの不正入力が明らかになったのが昨〔2020〕年6月。再発防止策を講じたというが,問題発覚前はもちろん,事後の対応もおよそ適切とはいいがたい。このままでは信頼の回復はおぼつかないとしるべきだ。

 

 両社によると,昨年5月までの1年間に実施した計14回の世論調査すべてに不正があった。全体の12.9%にあたる1886件の回答が架空のものだった。業務を委託された調査会社が,無断で別会社に再委託し,その現場担当者がうそのデータを入力していたという。

 

 信じられないことに,フジ・産経いずれの社員も調査に一度も立ち会っておらず,再委託されていたことにも気づかなかった。あまりに無責任・お粗末な話で,世論調査とその報道に誠実に向きあっていたとは,とうていえない。

 

 くわえて納得できないのは,両社が社会に対して当然おこなうべき説明をしていないことだ。(後略)

 さて,2017年5月22日の『読売新聞』朝刊が,前川喜平(当時,前文部科学省次官)に関してこういう報道をしていた。

 「前川前次官 出会い系バー通い 文科省在職中,平日夜」と題し,前川喜平前文部科学事務次官……が,新宿の『出会い系バー』に頻繁に出入りし,代金交渉までして売春の客となっていたかのように報じる記事を大々的に掲載したのである。この記事は政権(官邸側)の意向を受けて書いたと断じられて,なんらおかしくない報道になっていた。

 その後,『読売新聞』の社会部長が筆をとったというその記事について,弁護士の郷原信郎が「前川氏報道で批判浴びる読売新聞」「報道機関としての存在を否定するに等しい,組織の不祥事」を起こしたと,きびしい批判をくわえていた。

 註記)『『論座』』2017年6月28日,https://webronza.asahi.com/politics/articles/2017062600006.html

 郷原信郎は,前段の問題をこう解説・批判していた。

 前川氏の記事の問題は,「取材にもとづく報道」としておこなわれる「社会面の記事」の外形で掲載されたものであり,しかも,その後,紙面に掲載された原口社会部長のコメントからも,社会部の責任において記事化されたものであることは明らかだ。それは,安倍首相の独占インタビューという「政治記事」の掲載の問題とは質的に異なる。

 

 政治部が,政治家の発言や政局の動向を,観測を交えて報じるのと異なり,社会部は,社会事象を,取材にもとづいて,客観的に報じることを使命としている。そのような社会部の記事が,政治的目的で作られたこと,しかも,その内容が事実に反している疑いが強いと思われること,なおかつ,それが組織的な意思決定にもとづいておこなわれた疑いが強いことが,今回の記事の問題である。

 

 読売新聞のライバルである朝日新聞も含め,過去に「ねつ造記事」等の新聞不祥事は多々あった。しかし,多くは,個々の記者あるいは特定の部門が,特ダネ・スクープのために暴走したという倫理的な問題であり,今回の読売の記事のような組織的な問題とは性格が異なる。

 

 ……今回の記事は「読売新聞グループ本社」の意向が働いて掲載された記事だった疑いが強い。それは,読売グループという「組織の不祥事」であり,そのトップである読売グループ社長の山口寿一氏が記事にどのようにかかわったのか,そして,今後どう対応するのかが問題にならざるをえない。

 

 『読売新聞』と前首相の安倍晋三の立場とに関しては,「今回の前川氏の記事の少し前にも,読売新聞が,憲法改正に関する安倍首相の独占インタビューを掲載し,安倍首相が,国会での質問に答えて『読売新聞を熟読してほしい』などと答弁したことから,読売新聞と安倍政権の距離の近さが指摘されていた」。

 以上のごとき『読売新聞』の言論機関としての立ち位置じたいが,『ゴミ売り新聞』だとやゆされても,一言もかえせない体質を確かに有している。『産経新聞』の世論調査にかかわる不正問題はさきに触れてあったが,読売新聞社の言論機関として果たしている実際の役割は,まるで独裁国家御用新聞紙のそれとたいして変わらないものがある。

 その読売新聞社が実施し,その結果を紙面で公表する世論調査となれば,この新聞社・新聞紙が好きになれない人びとからは,その世論調査内閣支持率をそのまま鵜呑みにして受けとめるわけがない。

〔ここで『朝日新聞』記事に戻る→〕 〔3月〕17日午後6時半ごろ。首相は首相官邸田村憲久厚生労働相ら関係閣僚を集め,全面解除の方針を確認した。官僚が用意した解除案に異論はあがらず,全面解除は淡々と了承された。

 補注)小池百合子都知事を分析するために,この記事をさらにくわしく引用しておく。

 その1時間後。東京都の小池百合子知事ら1都3県の知事がテレビ会議を始めた。すでに首相がテレビカメラの前で解除方針を表明したあとだ。知事からも宣言の延長を求める声は出なかった。

 1月に2度目の緊急事態を宣言する直前,4知事は西村康稔経済財政・再生相に発令を直談判した。首都圏の知事が声をそろえた「ワンボイス」は宣言発令を主導するような演出になった。〔しかし〕全面解除の時期を探る今回の決定過程では,その再現はなかった。

 背景には1都3県知事の結束の乱れがある。「ワンボイスというのもいいけど,まとまらないものまでいっしょにやることはできない」。千葉県の森田健作知事は17日,解除を容認する考えを表明した。感染拡大のリスクを唱える小池氏との立場の違いは明らかだった。

 4知事の「結束」にほころびがみえたのは,2週間の延長を決めた3月上旬のことだ。小池氏は2日のテレビ会議で,3知事に「もう一段ギアを上げないと間に合わないのではないか」と国への延長要請をもちかけた。

 〔ところが〕神奈川県の黒岩祐治知事によると,小池氏は延長に慎重だった黒岩氏に「森田知事や大野元裕埼玉県知事も賛成している」と伝えた。2週間の延長を政府に要請する文書もすでに用意してあったという。

 黒岩氏が森田氏や大野氏に確認をとると,延長の賛同はえられていなかった。それが明らかになると,ほかの知事は「信頼を損なう」「最終的に首相が判断するといっている」と不信感を示した。小池氏は謝罪に追いこまれ,1都3県で首相に圧力をかける「ワンボイス」のカードを失った。

 補注)それでも小池百合子は,自身は「『普通のやり方を進めていた』 小池都知事,神奈川の黒岩知事の批判に説明」『SankeiBiz』2021.3.8 20:37,https://www.sankeibiz.jp/econome/news/210308/ecb2103082037004-n1.htm  というのだから,相当に面の皮が厚い。

 すなわち「小池が〔自分だけは〕普通だと思いこんでいるそのやり方」は,どうみても普通には感じられず,彼女に特有であった価値観・行動様式をよく理解していないと,他者からは透明度ゼロにしかみえないそれであった。

〔記事に戻る→〕 宣言発令は新型コロナの感染状況を改善してきた経緯がある。知事が発令や延長で足並みをそろえると,首相は異なる対応をとりにくくなる。知事の要請を無視して感染が拡大すれば,政権への批判は避けられない。

 感染拡大が進んでいるのに政府が発令に慎重だった2020年12月末。日本経済新聞世論調査で,新型コロナの政府対応を「評価しない」との回答は59%に達した。内閣支持率は9月の政権発足以降で最低の42%を記録した。

 4知事が延長を要請したのは,この6日後のことだ。政府高官は「1都3県のまとまった要望なら断れない」と語る。

 今回の解除を決めるにあたり,首相は20年来の関係を築く森田氏とこまめに電話で連絡をとった。1都3県の知事の動向を把握するためだ。

 小池氏が3県の知事を延長でまとめきれないとの情報も3月2日の段階で耳にし,判断材料とした。17日に4知事がオンラインで協議した後も電話で状況を聞いた。

 4知事の枠組みを主導する小池氏と,首相は1月12日以来,一度も対面で会談していない。政権発足の9月からの3カ月で4回も面会していた状況は一変した。両氏が顔を合わさない2カ月という期間は宣言をめぐる緊張関係を物語る。(引用終わり)

 要は,いままで小池百合子都知事の立場から演技してきた「絶対的に自分ファースト」である,それも芝居的にいつも演技したがるその手法に特有の空虚さが,いまやコロナ禍対策に関してはバレバレになってしまっていた。小池が,他者をドンぐりコロコロの要領で,小池の手中にまるめこむ(溺れさせる)作戦が通用しなくなった。


 「宣言解除へ,気の緩み懸念 時短要請継続,午後9時まで 4都」朝日新聞』 2021年3月19日朝刊31面「社会」から 小池百合子都知事の無意味な発言を考える-

 東京,神奈川,千葉,埼玉の首都圏4都県に出されていた新型コロナウイルスの緊急事態宣言の解除が決まった。2度の延長を経て宣言期間は約2カ月半に及んだが,感染を封じこめることはできず,再拡大(リバウンド)への懸念が強まるなかでの解除となる。4都県の知事たちは,なにを呼びかけたのか。

  (中略)

 「宣言の解除は,リバウンド対策の徹底に向けた新たなスタート」。東京都の小池百合子知事は,〔3月〕18日夜の緊急会見でそう強調した。卒業旅行や彼岸の帰省も自粛を求め,会食相手は「家族かいつも近くにいる4人まで。短時間,会話の際はマスク着用。お花見は宴会なし,謝恩会,歓送迎会もなし」と呼びかけた。

 ただ,宣言解除による「気の緩み」に向けた強い対策は打ち出さなかった。ある都幹部は「感染拡大防止に向けたメッセージとしては弱かった」と会見の印象を語った。都内では2月25日ごろから,新規感染者の下げ止まり傾向が顕著になっている。週平均の感染者数は3月中旬から増加し,前週比は100%を超える日が続く。

 千葉県の森田健作知事は18日夜の会見で,「解除後も厳しい状況は変わりない」と語った。(後略)

 神奈川県の黒岩祐治知事は18日,「リバウンドする可能性は十分ある。用心を続けてほしい」。(後略)

 埼玉県の大野元裕知事は18日,「マスクや手洗い,3密の回避などをしつこく行っていただきたい」と述べた。高齢者施設での感染が相次ぐなか,県は今月,感染症の専門家が感染防止策を施設側にオンラインで助言する取り組みを始めた。今後も高齢者施設などでの対策を徹底していく方針だ。(引用終わり)

 以上の引用のなかで小池百合子都知事の表現,「宣言の解除は,リバウンド対策の徹底に向けた新たなスタート」という文句を聞いて,これほど意味のない,あるいは,その意向が分かりくいものはないと感じた。

 新型コロナウイルス感染拡大問題に対する「〔緊急事態〕宣言の解除」から,その「リバウンド対策の徹底に向けた」ところの「新たなスタート」という具合に,小池百合子の発言を,いったん区切ってみてから再度つなげてみたらいいのである。はたしてこれに「なにか特別の意味」がありるのかと,あらためて考えると,実はなにもない。

 コロナ禍がまた「新たなスタート」? しかも,その「リバウンド対策の徹底に」「向けた」などといわれると,なにか「コロナ的に特別な問題」でもくわえて登場していたのかなどと,うっかり誤解しそうになる。

 小池百合子がこのように「新たなスタート」という修辞を使うのは,いままで自分が東京都の首長としてたずさわてきたコロナ禍対策の無効性:ダメさ加減など,ともかくいったんそのすべてを忘れておいてほしい。それよりも,このたびさらに新たに「なに・なにをしようではないか」ということをいいたかったのではないかと推察しておく。

 企業活動関係の用語を当てて翻訳的にいえば,「plan→ do → see」とか「Plan → Do → Check → Action」という管理過程の〈螺旋的な繰り返し活動〉のなかでみるべき「小池百合子の政治家として行為」は,「see」あるいは「Check → Action」の過程(手順・手続き)を,完璧に欠落させていた。それでいて,いきなりまた,最初の「プラン」のところにに再帰しつづけるのが,彼女なりに自分流に,それもかなり無識的にも採用していた「常套的な政治」手法ならぬ「個人的な〈観念〉」形態の内容であった。

 管理過程(management process〔or  cycle〕)の内容は当然,有機的に連関する過程である。その過程全体を総監的に把握する立場が保持されていなければ,その大元に控える業務の機能は,円滑な運営が期待できない。小池百合子がとなえた「新たなスタート」という文句は,管理過程のなかの「see」「Check → Action」をなしで済ませてきた。したがって,この「都庁行政の最高責任者である立場」の欠陥(仕事の不全性)がもろに露出させられてきた軌跡は,いまも歴然としている。

 その欠陥の露出という事態は,① の記事中にも言及されていたところだが,「都知事」の「小池百合子」が,国家全体に関するコロナ禍対策になかでは,主導性を存分に取っていた時期が記録されてきた。そしてこの記録は,彼女自身が菅 義偉(政権)側と張りあうなかで,しかもこの政府の鼻をなんどか明かすかのように演技できた彼女の様子として,第3者(都民たちなど)に向けて披露されてもきた。そこには,彼女の「見栄=虚栄」ばかりが前面に出すぎていて,鼻につくことはなはだしかったが……。

 それゆえ,つぎに参照する ③ や ④ の文章のように,ひどく手きびしく批判されるほかない「経過」と「結果」をもたらしていた。要は,小池百合子都知事の政治手腕(?)の特異性は,けっして「都民ファースト」などではなく,単に「ユリコ・ファースト」であったに過ぎない。 


 「都民はまた『緑のたぬき』」に騙されて今後も4年間 “ ♪ 小池にはまってさあ大変” 状態に」『食品のカラクリと暮らしの裏側』https://blog.goo.ne.jp/galaxy-karakuri/e/c0113b9d72c843b7722139ac38b26d38,2020年07月05日

 この ③ の中身=解説=批判を読んだら,小池百合子という都知事は,よくいえばマジシャン,悪くいえば詐術師。

 1) 二階がでてきてこんにちは・嬢ちゃんいっしょに政治をやっている振りしましょう
 都知事選〔2020年7月5日実施〕は,小池百合子氏が再選された。投稿者は,問題点を下記にかかげたが,選挙中は静観した。

 案の定,都民は懲りずにまた「緑のたぬき」に騙された。これから再び4年間, “ ♪ 小池にはまってさあ大変” の混迷状態に。

 このギャグ,前回の都知事選でも書いた。

  「緑」は,小池氏と都民ファーストのイメージカラー。

  「たぬき」は,この4年間,平気で都民に嘘をつき公約を翻した。

  「 ♪ 小池にはまって・・・」  どじょう(二階)がでてきてこんにちは,ぼっちゃん(嬢ちゃん)いっしょに,あそび(政治をやっている振りし)ましょう。

 小池氏はきびしく自民党を批判して(いるポーズを取り),がっちり都民を引き付け,裏では,二階幹事長や自民党本部と太いパイプで繋がっている。またもや,都民は騙された。

 2) 前回 2016年の選挙公約すべてを覆した小池都知事〔は〕都民を舐めている

 検証1 「7つのゼロ」〔の〕達成は1つだけ,2020年選挙はこの公約はずす。

  待機児童・都庁職員残業・満員電車・ペット殺処分・介護離職・都道電柱・多摩格差~7つのゼロを挙げたが,達成はペット殺処分のみ。大袈裟な公約なので,4年では困難である。ならば途中経過を示すべきも,2020年選挙ではこの公約が外され論外。単なるポーズだったことが判明した。

 検証2 「築地は守る・豊洲は活かす」〔といったはずだが〕築地の市場運営中止,豊洲は大赤字。

  築地市場の市場運営を継続するといいながら,取り壊したとたんに機能を廃止すると〔いいだし〕,公約・約束を翻した。これだけでも大罪で,市場関係者を騙した。移転した豊洲市場も,依然,有害物質が噴出。建設費6000億円以上をかけ,年間100億円以上の大赤字を出す。平気で嘘を付く典型。

 検証3 「都民が決める。都民と進める」 羽田新ルート・都民が大反対も轟音低空飛行。

  羽田新ルート~都心を低空飛行(離陸・着陸),1日・長時間に渡る轟音と部品落下・墜落の危険性。区議会・住民が猛抗議・大反対にもかかわらず,強引に推し進めた小池都知事。その他の都民の要望も,聴く耳もたず。「都民が決める。都民と進める」とは,よくいったものだ。

 検証4 「カジノ誘致の促進」 人の不幸で成り立つカジノをなぜ進める。

  カジノの誘致を,都も進めている。人の不幸で儲ける,利益の9割を米国企業がもち去る。街は廃れ・治安悪化・ギャンブル依存症の増大が韓国や諸外国で報告され,都民・国民を危険にさらす。刑法で禁止していることを,なぜ都が率先するのか? 「都民第一」は言葉だけだった。

 (*その他にも公約未達成・公約を覆したが,誌面の関係で割愛)

 3)小池都政は新型コロナ対応は後ろ向き東京五輪は前のめり

 小池都知事の新型コロナ対応は,安倍首相と同様に初動の対応が遅れた。2月から感染者が膨れ上がっているにも〔かかわらず〕完全無視して沈黙を続けた。東京五輪が延期されるや否や,小池都知事の発言が増す。知事が「感染爆発重大局面」と姿勢強化を図ったのは3 / 25で,東京五輪の延期決定(3 / 24)の翌日だった。ここまであからさまなのだ。

 つまり都民の命と安全よりも,東京五輪の開催に前のめりになっていた証拠だ。沈黙していた約1か月半のうちに,どれだけ感染者と死者が増えたことか。都も国も,新型コロナ対策は「政治的思惑優先」でおこなわれたことが,感染者増大の原因だ。とくにPCR検査の促進に後ろ向きなことが,のちのデータで立証されている。

 繰り返すが小池都知事も安倍首相も,「科学よりも己(おのれ)の政治的都合」を優先して, “やっている感” のパフォーマンス(演技)ばかりの政治運営なのだ。東京アラートの趣旨が分からず,解除後再び感染者増大も,「感染拡大要警戒」 「 “夜の街” 要注意」といった “言葉遊び” のパネルで誤魔化す。真剣に都民を守れない・守らない都知事に再び4年間も~小池都知事のみせかけに騙され,選んだ「都民の責任」は,相当,重いと申し上げる。(引用終わり)

 そうである。東京都の場合,都民が選んで新宿区の都庁に送りこんだ首長小池百合子が,その後において遺憾なく明示してきた「政治屋としてのデタラメさ加減」,「あの程度にしか仕事ができなかった点」に関しては,むろん都民たちの側に基本的な責任がある。そうとしかいいようがない。こんな詐術上手の政治屋にいつも騙されてきた都民だとしたら,実に情けない。都民よ,愚民たるなかれ……。

 

 小池都知事会見『5つの小(こ)』~小池の小・小賢しい・小癪・小馬鹿・小憎たらしい」『雨の日は楽しい! ブログ』2020年11月22日,https://blog.goo.ne.jp/galaxy-sushi/e/0f0af56a49244b41177039a1ab0e7998

 小池都知事が会食に対して,コロナ感染防止の「5つの小(こ)」を呼びかけた。

    「小人数(この場合は〈こ〉と読む)の計画」 「小一時間で終える」

    「小声で話す」 「小皿に取り分けて」 「小まめに換気や手洗い」

 ちまたでは,本当は「小池の小」も入れて,「小池のいうことを聞け!」と「6つの小」にしたかったのではと,ささやかれる。

 「5つの小」はごもっともなことだが,こんなことはコロナに怯える,今時の「小」学生でも分かる。

 菅首相の,マスクをしながら会食する「マスク会食」の奨め同様に,コロナ感染防止として,都知事としてこのようなことしかいえないのか!

 一方,TBSラジオ「森本毅郎スタンバイ」の番組を聴いていたら,リスナーから,「5つの小」の皮肉投稿に大笑い。

    小池百合子の小」 「小賢(こざか)しい会見」 「小癪(こしゃく)な意図」
    「小憎(こにく)たらしいパフォーマンス」  「都民を小馬鹿にした態度」
 
 都知事でもあろう人物なら,Go To に(の?)キャンペーンを止めるなどの政策を語って欲しい。〔他方の〕菅首相はマスク会食を訴え,西村大臣は感染拡大を「神のみぞしる」という始末。

 この国の政治家は,どうなっちゃったのだろう?

 都民は知事選挙の時に,「小池に,はまって,さあ大変」の失敗経験をしたのに,またまたコロナ対策でも騙され,「小池に,はめられて」しまった。(引用終わり)

 要は愚民が愚民たるゆえんは,申すまでもなく,愚民自身が愚民であるおのれの立場を自覚できていない点に求められる。小池百合子ほどに賢い(ワル賢い?)政治家になると,この程度の愚民をお手玉にするのは朝飯前であり,かつお茶の子さいさい。

 2020東京オリンピックの開催は延期になっていた。だが,それ以前の時期,この五輪を意識しての演技であったが,「猛暑・酷暑の季節に東京で開催する五輪を強く意識して,「東京を涼しく!  小池都知事打ち水イベントに参加」『AFP BB News』2018年7月24日 9:44 発信地:東京,https://www.afpbb.com/articles/-/3183487 などと演技していた。ナンセンスとみなすほかない,ただのパフォーマンスであった。

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  補注)これは単なる水遊び。

 そうした無意味な演技であっても,こんな都知事の仕草に取りこまれるとなると,少女趣味的にいくらかは実感がともなっていた,といえいなくもない。しかし,たまにやる打ち水程度で,東京の真夏が過ごしやすくなることはない。東京都全体にドームをかぶせて冷房でもかけられないかぎり,いまどき,真夏の時期に家の外で打ち水で快感をえることは不可能である。

 ともかく,そしてあんな総理大臣。3月21日にコロナ禍対策用の非常事態宣言を解除するというが,つぎの手がみあたらない。それでも五輪を開催したい。この国際大運動会はすでに “五輪終” だとまで形容されているのに,である。

 コロナ禍がいつ果てるかもしれないこの大事な時期に,「エゴ丸出し」の都知事と,いままでどおり「打つべき有効な手立てをもちあわせない」日本国首相とのコンビで,まともに対処できるのか? とりわけ菅 義偉君ごとき首相には,とうてい答えられない難問が “いっぱい” 存在している。

 菅にとって小池は天敵のような存在。とはいえ,日本国内におけるその程度での「国と都のつばぜりあい的な布陣」をもってしては,コロナ禍にまともに対応できるわけがなく,つまりお呼びではない。

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【参考記事】

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