コロナ禍のもと我利ガリの権勢欲しかない政治屋「菅 義偉と小池百合子」が日本の政治も経済も社会も伝統も破壊してきた,2020東京オリンピックという「壮大なムリ・ムダ・ムラの国際大運動会」は「大広告主のトヨタ」に嫌われ不在のまま実施中,いまどきに「愚中の愚」をあえて体現する「汚リンピックの誤倫」性が狂い咲き

 先進国圏内から日本が転げ落ちる決定的な契機となった1年遅れの「2020東京オリンピックの開催」は,大手紙がスポーツ新聞紙化している現状を介して実感できる,1日の3食調達に苦労する労働者・学生・貧困女性が社会的に数多く存在するなかで,膨大な血税ムダ遣いのための国際大運動会の開催 は,そもそも安倍晋三の子供じみた見栄や大ウソによっても実現しているが,いままさにその最悪のかたちが,しかも無観客試合の形式で開催中

 

  要点・1  コロナ禍の第5波が襲来中に,オリンピックを開催する「愚中の愚」が,この国をさらに衰退・凋落させる

  要点・2 国民・市民・庶民たちのための為政とは無縁であった「菅 義偉の身勝手な立場」が,この国をさらに瓦解・破壊する


  まずつぎの画像資料,2021年7月24日に報道されたTBSテレビ「Nスタ」から切り出したものをみたいい

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 それでいて,小池百合子都知事はつぎのように語っていた。自分の立場に都合のよいものだけを語るが,それ以外についてはは “目をつむっておれ” といいたい口調であった。


  ★ 小池知事  五輪関係者のコロナ感染「足し上げて毎日報道にどんな意味あるのか…」★
  =『東京新聞』2021年7月27日 13時43分,https://www.tokyo-np.co.jp/article/119667

 東京都の小池百合子知事は〔7月〕27日,東京五輪パラリンピック組織委員会が毎日発表している五輪関係者の新型コロナウイルスの感染について,「選手村とか,組織委員会が発表する数字も,だいたい半分は日本の関係者。足し上げて毎日報道されるのはどういう意味があるのかなあ,とちょっと思っています」と疑問を呈した。

 補注)要は,五輪開催中にあっては,都合の悪く感じられるコロナ禍関連の情報・統計は出すな,といいいたい意見である。小池百合子のこの口調は,コロナ禍対策にとって「妨害となる意見」だけを吐いていた。

 都庁で記者団から「(緊急事態)宣言から2週間経ってまだあまり効果がみえていない。一部報道では,また病床を増やすという動きもあるようだ」と質問されたのに答えた。

 小池氏は「病床の確保を進めている。じわっと重症が増えているのは気になります」と述べた。一方で26日に発表された東京の感染者のうち65歳以上の高齢者は2%(26人)であることを踏まえ,「若い方に,ワクチンを打っていただくことが重要」と語った。

 補注)お得意のフリップ芸も途絶えたこの「小池百合子の立場」になってからというもの,この都知事のいうことには〈冴え〉がまったく感じられない。

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【参考記事】

 さらに「オリンピックも,非常に各競技で,日本人の選手もすばらしい成績を収めて(いて),お家で応援していただいているかと思います」と語った。そのうえで,組織委員会が発表する感染者について「足し上げて毎日報道されるのはどういう意味があるのかなあ,とちょっと思っています」と語った。

 補注)この「足し上げる」という表現は,統計面での集計や総計,積算,通算などに関係した用法と思われる。だが,実際にはトンデモない〈いいがかり〉的な表現であった。いいかえればそれは,自身の無知ぶりをムキだしにした,しかも統計という数字が最低限有する「基礎・学術的な意味あい」さえ否定する無理・無体な語り口になっている。

 毎日の新聞紙上に掲載されている新型コロナウイルス感染者数の統計は,その集計・総計を報告しているわけで,つまり,常時その数字を「足し上げている」。小池百合子都知事にいっておくが,「無知なのかどうかはしらぬが,この無知まるだしを確信させる」ような発言はつつしめ,と。

〔記事に戻る→〕 東京五輪パラリンピック組織委員会は〔7月〕27日,大会関連で,海外から来日した選手2人を含む7人が新たに新型コロナウイルス検査で陽性になったと発表し,大会関連の陽性者は今月1日以降,160人となっている。(引用終わり)

 以上に引用した記事に「関連する別の記事」の見出しが「菅首相  五輪『中止の選択肢ない』 東京のコロナ感染,最多の2848人も」『東京新聞』2021年7月27日,https://www.tokyo-np.co.jp/article/119736  というものであったが,ここまでスカ首相の強引な意見を聞かされると,もはや処置なしで「▲カ・丸出し」と形容されても仕方のない宰相を戴くこの日本国の住民としては,絶望的な気分を抱くほかない。

 つぎの ② は本日『朝日新聞』朝刊を参照した記述となる。


 「東京,感染最多2848人 首都圏3県,緊急事態要請へ〈新型コロナ〉」朝日新聞』2021年7月28日朝刊1面

【参考図表】

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  出所)以上の2点の画像は『朝日新聞』2021年7月28日朝刊31面。

 東京都は〔7月〕27日,新型コロナウイルスの感染者を新たに2848人確認したと発表した。第3波の1月7日の2520人を超えて過去最多となった。2千人を超えるのは1月15日以来約半年ぶりで,8日連続で1千人を超えた。

 埼玉,千葉,神奈川の首都圏3県でも感染は急拡大し,千葉県の熊谷俊人知事は28日にも政府に緊急事態宣言を要請する考えを示した。埼玉,神奈川両県も要請する方針。(▼2面=迫る医療逼迫,31面=「いつかこうなると」)(以上「記事・前文」のみ引用)

 これに対して,菅 義偉「首相,五輪中止を否定 『人流は減少,心配ない』」との見出しをつけていた前段の記事(同上『東京新聞』)は,「菅 義偉首相は」「記者団から東京五輪の中止の選択肢を問われて,『人流も減っているので,そこはありません』と明言した」と報じているが,これは確たる根拠を欠く発言であった。

 『朝日新聞』朝刊は社会〔31〕面のほうで,見出しを「『いつかこうなると』 街には多くの人  東京感染最多」とかかげた記事が,こう伝えていた。

 五輪のメダルラッシュにわく東京都で〔7月〕27日,新型コロナウイルスの新規感染者数が過去最多の2848人となった。4度目の緊急事態宣言から2週間。収まらない感染拡大を,街の人びとはどう受け止めるのか。(▼1面参照)

 

 渋谷駅前にあるビル壁面の電光掲示板。「過去最多」のニュースが表示された直後,メダル獲得のニュースに切り替わっていく。

 

 「ヤバい。いままでより増え方がえぐい」。千葉市から通勤する女性会社員(20歳)は,こう驚いていた。日を追うごとに在宅勤務が形骸化し,電車が混雑するようになったと感じる。「五輪でお祭りムードなのに『感染防止のため我慢を』というのは無理があったんじゃないか」という。

 

 渋谷区に住む男性会社員(33歳)も「いつかこうなると思っていた」と話した。「宣言も4回目。みんな慣れてきている。これ以上の我慢はできないと思う」。若年層にワクチン接種が浸透するのはまだ先と考えている。「若者に優先的に接種させるという話もあったけど,いまは五輪一色ですよね……」。

 

 過去最多のこの日の感染者の半数以上は,20-30代。世田谷区に住む会社員の女性(22歳)は「また若者が悪者にされるのかな」とため息をつく。五輪による人の動きを念頭に,「私たちは旅行や帰省を1年以上我慢しているのに,五輪だけ特別あつかいいは納得できない」と不満を口にした。

 

 JR新橋駅(港区)前は,サラリーマンや子ども連れらで混雑し,マスクをせずに話しこむ人の姿も見られた。なかには「家で我慢する方が損」という人も。

 

 会社員の笹原雄司さん(37歳)は職域接種でワクチンを2回接種し,周囲にも感染した人はいない。「いままでどおりの対策をしていたら感染しないかな」という一方で,現状について「コロナの怖さはわかっているけど,行動を変えるのはむずかしいのかも」と話す。

 

 江東区に住む自営業の女性(69歳)は,地元で五輪の関連施設が建っていく様子を見守ってきた。五輪が始まると,「ステイホームは終わった」と感じ,これまでよりも外出する機会が増えたという。「五輪を応援したい思いと,早く感染拡大が収束してほしいという思いがある」と語った。

 

  ※ 飲食店「先が見えない」※

 コロナ禍のなかで,度重なる営業時間の短縮や酒類提供の自粛が求められてきた飲食店。店主らは,この事態になにを思うのか。

 

 「最近の感染状況から拡大は予想していたが,まさかこんなに急に増えるとは。先がみえません」。1千円で酔える「せんべろ」の街として有名な赤羽一番街商店街(北区)にある居酒屋の男性店主(33歳)はこう嘆く。

 

 感染拡大を収束させるため,昨〔2020〕年4月の1回目の宣言以降,都の要請にはすべて応じてきた。ただ,コロナ禍前に比べれば売り上げは半分ほどに落ちこみ,現在は休業中だ。「要請に応じない店への対応や五輪での感染予防対策がずさんだったのではないか。こっちがいくらがんばっても,意味がないのは本当に残念だ」。

 コロナ禍対策として飲食店だけが異様に狙い撃ちにされてきたが,新型コロナウイルス感染源としては1割未満でしかないこの飲食店だけを締めつけてきたのであれば,実は,その原因となる場所として一番多いのは〈家・家庭〉になっており,ふだん,人びとがつどっている場所(そのほかとしては介護ホーム,病院,学校,職場など)が主要な感染を拡げる舞台となっている。

【参考資料】

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   補注)2021年7月30日に補充した統計。

 飲食店を狙い撃ちにするしか “能のない” 政府側のコロナ禍対策は,お門違いどころか,スケープゴート(生け贄)を恣意的に定めた事態(やり方)までもゴマカしている。これではまともな防疫体制を構築できるわけもなかった。その対策は,将来に禍根を残すだけの逆効果を挙げている最中である。

 「全国『酒類販売事業者』動向調査」東京商工リサーチ』2021.07.14,https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20210714_04.html  が,政府当局による「飲食店イジメ」に関連する動向をつぎのようにまとめて報告していた。

 

 2020年(1-12月)の酒類の卸売業と小売業の休廃業・解散件数は,過去10年間で最多を記録した。コロナ禍で時短営業,酒類提供の禁止など飲食店の苦境が続き,その余波が直撃した格好となった。

 

 2020年の休廃業・解散は,酒類卸売業が109件(前年比36.2%増),酒小売業225件(同11.9%増)で,2011年からの10年間ではそれぞれ最多となった。(後略)

 こうした経済・産業・企業経営「全般」にとってのよからぬ結果を生みつつある「コロナ禍対策」の一環であった「飲食店イジメ」は,日本の産業経営・経済全体に対して今後に向けて悪影響をもたらすほかなくなった。実のところ,新型コロナウイルス感染源の〈比率〉として一番多かったのは「不詳」のそれであった。

 コロナ禍の最中に政府が熱心に進めてきた「飲食店イジメ」は,本来の目的であるその予防対策になっていなかった。それどころが,自分(国民経済全体)でこの自分(日本政治経済)の首を絞めるような逆効果しか生んでいない。

 見当違いの対策のここまで来たとなれば,もはや救いようがない。なによりも,飲食店に対する営業自粛だけは熱心に〈強要〉しても,その穴埋めとなる支援金は十分でないだけでなく,いままでろくに支給されていないのだから,もともと話にもならない対策であった。

 話題はさきに引用した記事のなかにも出ていた「人流」の点に戻ると,菅 義偉が五輪中止を否定し, 『人流は減少,心配ない』と勝手に決めつけていったのとは違って,東京都心部での「人流」は,確実に増えている。

 この事実は,報道などでも盛んに指摘されている。この事実を認めないでその反対に,それも事実にもとづかないまま「人流は減少しているから心配などない」といってのけた菅 義偉の立場は,いっさい信用できない。

 関東地方・東京都では,今日以降の五輪開催期間における最高気温が,だいたい32度程度になると予報されている。スポーツなどやる気象条件ではない。日本は湿度も高い。とてもではないが,オリンピックのごとき国際大運動会は開催できるような時節ではない。

 盛夏の時期における,東京都とこの近辺の気象条件に関して大ウソをついたのは,いうまでもないが,JOC側であった。くわえて安倍晋三が,東電福島第1原発事故現場に関して “アンダーコントロール” という,つぎの大ウソを重ねていた。

 さらには,JOC前会長の竹田恒和が五輪誘致の問題で贈賄疑惑を起こしており,フランスの警察当局が捜査の対象にしてきている。そのせいか,安倍は7月25日の開会式を欠席していた。竹田も姿を現わすことはなかったし,もとより,その出欠が話題になることすらなかった。

 

 「『日本のオリンピック組織は嘘をついた』 海外コラムニストが猛暑の東京五輪を酷評」『YAHOO!JAPAN ニュース』2021/7/26 (月) 20:58 配信,https://news.yahoo.co.jp/articles/6063a9e80952dddb61512b56b2f501e47f2d22a9(元記事『BuzzFeed Japan』,AFP=時事通信

 連日,猛暑が続くなか開催されている東京五輪。世界的なアスリートからも不満の声が聞かれ,組織委員会国際オリンピック委員会(IOC)も対応に追われている。招致の段階では,この時期について「温暖で理想的な気候」とアピールしていたが,海外メディアからは「ひどい嘘をついた」ときびしい批判もあがりはじめた。

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 アメリカのスポーツコラムニスト・ダン・ヴェッツェル氏は「Yahoo !  Sports」に「日本のオリンピック組織は天候について嘘をついた。そして,いま,アスリートが代償を払っている」というコラムを掲載。

 トライアスロンの選手たちがゴール後に倒れこんでいる場面を「戦場のよう」と表現。テニスのノバク・ジョコビッチ選手ら,アスリートからも不満の声があがっていることを紹介した。

 2013年,招致委員会は立候補ファイルで「この時期の天候は晴れる日が多く,且つ温暖であるため,アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である」と記していた。

 コラムではこの点に言及。「日本は,それが嘘であることをしっていました。彼らはここに住んでいます。東京で暮らしながら,真夏を『穏やか(⇒温暖のことか?)』『理想的』と表現する人はひとりもいません」と批判した。

 さらに東京では温暖化の影響で平均気温が上昇,毎年夏には熱中症で多くの死者が出ていることも紹介。

 「良いしらせとしては,気候はまだそこまで悪くなっていない」としつつも,1964年の前回大会が,涼しい10月に開催されたことは「理にかなっていた」とした。

 一方,とくに北米でアメリカンフットボールなどと競合しないためテレビで高視聴率が期待できることから,夏の五輪を7月に開くと設定されていることにも疑問を呈した。

 そのうえで,ビジネス重視に進むIOCの責任にも触れながら,「アスリートたちが代償を支払っている」と結んでいる。(引用終わり)

 要は,IOCの五輪憲章に書いてあった種々雑多なキレイゴトとはまったく異質である国際大運動会の実相が,このたびの東京大会でも露見していた。とりわけ,2020東京オリンピックの開催が1年遅れた事情が効いたせいか,そのIOC(例のボッタクリ男爵を会長とする組織)の本質が,一般の人びとのあいだにも共通して可視化されることになった。


 「【寄稿】五輪利権のため国民の命賭けた政府  作家・中村文則さん」東京新聞』2021年7月28日 06時00分,https://www.tokyo-np.co.jp/article/119747

 この寄稿が『2020東京オリンピックの開催「問題」』を総括的に批判するために非常に秀でた文章を披瀝している。以下に全文を引用しておく。

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 1964年の東京五輪の開会式をみて,当時の国内の著名作家たちは,さまざまな文章をつづり,記録し,表現した。そして2021年の東京五輪は……。作家の中村文則さん(43歳)に,〔7月〕23日夜の開会式を観たあと後で,寄稿してもらった。

 

※人物紹介※ 「なかむら・ふみのり」は作家,1977年愛知県生まれ,福島大卒。2002年に「銃」で新潮新人賞を受賞しデビュー,2005年「土の中の子供」で芥川賞,2020年,中日文化賞。主な著書に『掏摸(スリ)』大江健三郎賞,『教団X』『逃亡者』など。東京都在住。

 a) 戦時中,1人の女性の死がなければ,僕は生まれていなかった。その女性の婚約者だった僕の祖父は,彼女の妹と結婚することになる。僕の祖母だ。では僕は,自分の誕生を踏まえ,その女性の死を肯定するべきか。いや,僕は彼女に生きて欲しかった。

 では自分の命を否定するかというと,それも違う。僕は自分の命を(できれば)肯定したい。この世界には,時に因果をいったん分けて,それぞれで感じた方がいいことがある。どのような因果をそうすべきかは,場合にもよるだろう。

 今回の五輪について考えるたび,このことが頭に浮かぶ。五輪への態度は人それぞれだが,僕の場合は,開催に反対している。でも同時に,選手達は称えたいと思う。

 b) 開催なら,来年に1年をかけ,競技ごとに小出しでやるべきと考える。関係者やマスコミも止めれば,一度に集まる人数を減らせ,管理も容易になる(感染状況しだいで有観客も)。でも海外の放映権などの利権で,無理なのだろう。秋の選挙も念頭と疑う報道も多い。

 これほどの規模のパンデミックでの五輪・パラリンピックは,人類史上経験がない。どうしても「イチカバチカ」の賭けの要素があり,賭けられているのは国民の命になる。五輪利権のために国民の命を賭ける,史上初の政府をいま,私たちは目の当たりにしている。

 選手たちは,やりがたい。この時期の開催だから,感染し不参加の選手が当然続出しており,すでに五輪はフェアでなく失敗している。国民に希望を,の言葉も,社会に補償がゆきとどいていないいま,五輪費用が補償に回った〔充てた・使った〕方が人びとのためだ。

 c)「心を一つにコロナと闘う」も幼稚過ぎる。世界の人々が望むのはコロナの収束で,五輪は真逆。選手たちと違い,ワクチンも国民にゆきわたっていない(僕の地区も予約は停止)。現在の感染者数の急上昇も無関係と思えない。五輪開催なら自粛などばかばかしい,という気運の結果もある。

 最悪のタイミングの五輪。長年続いた政治の愚かさの総仕上げの感がある。開会式での選手たちは,通常なら祝福する満員の客席に手を振る。でも今回は観客がいない。彼らの多くは会場で明るく振るまっていたが,手を振る先にあるのはカメラであり,その向こうにいるのは,自分たちをどう思っているか不明の人達である。

 d) 僕はいまでも五輪は中止・延期と考え,同時に内外の選手たちの努力の結果を称えるつもりでいる。政治に毒されたスポーツを,自分のなかだけでも取り戻したいと願う。この時期の開催に意義をつくっても欺瞞に過ぎない。選手たちには自分たちの競技に,つまりもうスポーツそのものと向き合ってほしいと思う。出場辞退を望む声はあるが,開催するなら出たいと思うのが選手だし,人間だろう。

 すでに五輪は失敗と書いたが,そもそも,家族の預金を勝手にすべて賭けた父親がその賭けに勝ったとして,父さんすごい! と褒めるのは愚行。国民の命は賭けるものではない。未来のためにも,政府とIOCは一度解体した方がいい(引用おわり)
 
 いま必要なことは,IOC幹部の解体・解散・解消であり,即刻,菅 義偉も退陣することである。日本(自国)語もろくにあやつれない事実はあまり責めないとしても,『言葉の意味そのものをぶち壊す』ばかりである為政を強行してきた「一国の最高指導者」に,用はない。

 東電福島第1原発事故現場のことを,2013年の時点でアンダーコントロールだといってのけた安倍晋三君,あなたはいまどこに隠れているのか? 自分のレガシーにしたかったのが,2020東京オリンピックの開催であっただが……。

 鯛(サカナ)は頭から腐るというが,この国はすでに,シッポまでしっかり腐っている。開催中の東京「汚リンピックの誤倫」性は,準備段階から明々白々であった事実は,いまさらながら思いしらされる。

 いまや2020東京オリンピックの開催は,政治的には大醜聞であって,21世紀史においても有数となるその痕跡を残したことになる。

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