日本の私立大学における経営実態の闇と影,日本大学に反映されるその典型的な姿,大学経営は単なる道具,私物化した法人会計から運営資金をかすめとる事件に関与の疑い濃厚なワンマン理事長,アベ友の存在とも関係がありそうな報道ぶり

 🌑-  事前の予備知識

 日本大学入学:1年時の納入金総額(一部の例)

 経済学部        124万円

 理工学部           177万円

 医学部       635万円 (医学科は6年制なのでこの総額では3310万円)

 🌑- 事後の感想のはずだったが,さきに断わっておきたい点。本ブログ筆者なりに思わずまちがって読んでしまった,田中英寿理事長の「著作の書名」もからめた「同理事長の履歴紹介」。なお上部にさきにかかげたのは,顔写真をみるために別所から借りた画像資料である。

   f:id:socialsciencereview:20211008112548p:plain


 1946年12月6日青森県生まれ,小学校低学年から相撲を習いはじめる。1965年,日本大学経済学部に進学,相撲部の選手として活躍し,3年のとき学生横綱。卒業後,日大農獣医学部体育助手兼相撲部コーチ。

 

 1969年12月アマ横綱,以後,1970年と1974の計3回アマ横綱を獲得する。1980年に現役引退,獲得したタイトルは34にのぼる。同年,朝日体育賞受賞。

 

 1983年,日大相撲部監督に就任,教え子からは優秀な力士を多数輩出。1999年,日本大学理事,1994年JOC(日本オリンピック委員会)理事に就任。ほかに,日本相撲連盟専務理事,国際相撲連盟事務総長として,相撲の国際普及にも努めている。

 注記)田中英寿『土俵は円  人生は縁』早稲田出版,2002年参照。

 補注)この田中英寿の著作書名を観た時だが,とっさにこの書名の読みとして,「土俵は円」というところのこの「円」を, “丸の「えん」” ではなく “金の「えん」” と,頭のなかでは自然に黙読していた。記事全体の印象との関連があって,思わずそのように,しかも当然に読みこんでいた。若干,反省すべき点があったかもしれないが……。

 

 「日大背任事件  理事長『側近』の井ノ口容疑者,大学の金 自在に…タックル問題で失脚も早々に理事復帰」東京新聞』2021年10月7日 21時54分,https://www.tokyo-np.co.jp/article/135524

 日本大学の現職の理事が,2億2000万円を大学から不正に流出させた背任容疑で東京地検特捜部に逮捕された。理事長の “側近” として関連会社「日本大学事業部」(東京都世田谷区)を取りしきり,大学の金を自在に操っていたとされる。共犯で逮捕された流出先の医療法人グループ前理事長を含め,学生数6万6000人のマンモス私大を舞台にした癒着の構図が浮かび上がっている。

 ◆-1 理事長妻のちゃんこ店通う

 背任容疑で逮捕された日大理事の井ノ口忠男容疑者(64歳)は近年,田中英寿理事長(74歳)の側近として学内で影響力を強めた。

 大阪市出身で日大に進学。アメリカンフットボール部では主将として,大学日本一を争う甲子園ボウルを制した。2018年の悪質タックル問題で監督を辞任した内田正人・元日大常務理事(66歳)の2年後輩で,内田氏を通じて2008年ごろ,相撲部出身の田中理事長としりあったとされる。

 田中理事長の妻が経営するちゃんこ料理店に通うなどして懇意になり,「日本大学事業部」に田中理事長の推薦で入社。2017年に日大理事に上りつめた。

 補注)なお,この田中英寿理事長にとりいるためには,妻が経営するこのちゃんこ料理店に足繁くかよわないと,その前提条件が整えられない点は,週刊誌的な話題としてすでにしられていた。

 ◆-2 「真相解明を妨害」

 アメフト部でコーチも務めたが,悪質タックル問題で,選手に口封じを図ったことが判明。第3者委員会の調査報告書は,井ノ口容疑者を「理事の立場にありながら隠蔽工作をおこない,真相解明を妨害した」ときびしく断じている。

 これを受けて2018年7月,日大理事と事業部の役職を辞任したが,2019年12月に事業部取締役,昨〔2020〕年9月に日大理事の座に早々と復帰。「理事長の後押しがあったのでは」と日大関係者は推測する。

 ◆-3 籔本容疑者と高級クラブで親しく

 籔本雅巳容疑者(61歳)とは数年前,井ノ口容疑者の親族を通じてしりあい,ゴルフなどで親交を深めた。2人をしる関係者は「籔本容疑者は井ノ口容疑者を『ター坊』と呼び,高級クラブで飲むなど親しくしていた」と語る。

 籔本容疑者は田中理事長にも接近し,アマチュア相撲団体を統括する「日本相撲連盟」で田中理事長とともに副会長を務めている。

 ◆-4 日大事業部「集金マシン」

 不正実行の舞台となった「日本大学事業部」は設立から10年余で事業を拡大,売り上げを大きく伸ばした。一方,契約や業者選定の過程に不透明な点が多く,利権に巣くう「集金マシン」と揶揄する声もある。

 事業部は2010年1月,日大が100%出資して設立。大学の保険代理店事業や学内の自動販売機の設置などを手がけ,契約の集約化でコスト削減や効率化を図る目的だった。外部への手数料を節約し,非課税の寄付として日大に資金を還元できる利点もあった。

 補注)この種の事業部と称した組織が,学校法人の資金会計の流れの一部を一時的にせき止める関所として利用され,すなわち,なんらの会計操作を介在させる場所として活かされて,つまり「特定の人間たち」が大学経営を食い物にするといったごとき構図は,とくに小規模の私立大学においてはしばしば,同種の事件を発生させる原因になっていた。

 しかし,学校法人日本大学の場合は日本最大の私立大学であるにもかかわらず,その種の事件を発生させていた。日大ではいままで,こうした事件を発生させないようにするための適切なる牽制機構が存在していなかった。

 ましてや日大を完全に牛耳っている理事長田中英寿の存在は,これまでなんどもそのうさん臭い「大学運営ぶり」が注目されてきた。しかし,田中はそのつど「ダンマリ戦術」で乗り切ってきた。だが,今回の事件発覚は東京地検特捜部に狙われているがゆえ,そう簡単には収まるはずがない。

 これまでの報道内容に照らし常識的に考えて,田中英寿は早い段階において理事長の立場を去っていなければならなかった。その機会はなんどかあった。しかし,田中はそれをなんとか乗り切ってきた。得意技は,当局の取り調べを受けても,ダンマリの態度を徹底することであった。

 ◆-5「すべて事業部を通せと」

 ただ,日大教員の1人は「パソコン購入や出張経費まで事業部が一手に担うようになった。事務方からは『すべての物品購入は事業部を通せ』と強くいわれた」と打ち明ける。

 補注)この手の指示がなされていた点は,通常の経営感覚であれば「まとめて大量購入すれば単価が安くなる」から,そのように「事業部を通して物品を調達せよ」という指示が出される手順をもって理解できる。

 だが,日大のこの場合はそうではなくて,すべてをこの事業部を通す手順を決めておき,いわば「すべての資金の流れ」に関与して操作すること,つまりそこからなんらかの詐取を実現させる会計処理をほどこすことに目的があったと推察できる。

 東京地検特捜部による捜査も,日大のこの事業部の取引に関係したほかの事業会社における資金の流れを捜査したさい,みつけだしたというから,特定の意図をもってこの事業部が組織され運用されていた。それにしても『すべての物品購入は事業部を通せ』といわれた時点で,これにはなにか臭いモノがあるぞと感じていい。それがふつうの感覚なのであって,経理にある程度知識がある人であれば,誰もがすぐに気づくのが,その点である。

〔記事に戻る→〕 民間信用調査会社によると,売り上げは2014年は13億円だったが,2019年には90億円に。急成長の半面,決算書類や役員報酬などは日大幹部にも明らかにされず,「不透明な点が多い」との声が大学内部から上がっていた。

 井ノ口容疑者は2011年以降,「理事長付相談役」の肩書で事業部に入りこみ,取りしき切った。取引先に多額の協賛金を要求し,拒んだ社を取引から外すなど強引な手法も目立ったという。

  補注)ここまでこの記事を引用すれば,理事長の田中英寿がすでに引責辞任せざるをえない立場にあることは明々白々である。この田中自身が井ノ口忠男と密接な関係にある点に照らせば,むしろ直接に背任している疑いがもたれる。東京地検特捜部も先刻承知である「捜査対象」に対する理解だと思う。

 ◆-6「事業部を牛耳る『金の番頭』」

 元日大理事の男性は「病院や校舎など年間数100億円の設備投資や広告の発注など,ありとあらゆる利権が事業部に集約されている。井ノ口容疑者は田中理事長の命を受け,事業部を牛耳る『金の番頭』だった」と明かす。

 別の日大関係者は「経営効率化の観点でも事業部は必要だ」と強調するが,「ただ,ガバナンス(統治)が機能していればの話。一部の人物に私物化されている大学組織を刷新してほしいというのが現場の願いだ」と話した。(引用終わり) 

 この最後の指摘は確かにそのとおりであって,「大学経営(とくに日大の運営)というもの」に関して強く要求されている基本の条件に触れている。つまり,学校法人に対しても当然要求されている「ESG」など,まったく蚊帳の外に放置した状態にあるのが,田中英寿理事長の完全なるワンマン経営になっていた日大の現状である。

 その「ESG」とは,投資の問題に関して最近叫ばれている標語である。企業経営の投資は,環境(Environment),社会(Social)およびガバナンス(Governance)を考慮した方途を強く意識し,広く尊重したものであるべし,というものである。2006年に国連が「責任投資原則」(PRI)を提唱したことにより,投資家の間で急速に拡大していると説明されてもいる。

 学校法人である日本大学の場合は最近,医学部付属の板橋病院の改築問題にからんで問題が発生していた。現状においてこの日本大学の管理・運営は,田中英寿の強力なワンマン体制下にあるゆえ,その種の大学経営問題についていえば,この理事長の存在(決定や指揮)に関係がないどころか,全面的に関与しているとしかみようがない。

 

  日大背任問題事件はアベ友問題にまで広がっている

 1)「日大背任事件の2億円不正流出先は?  ドン宅に続き『アベ友』の医療法人に特捜ガサ入れ」『YAHOO!JAPAN ニュース』2021/9/16 (木) 14:55配信,https://news.yahoo.co.jp/articles/883e0fe727e5012c7eeaff225bd22ea40a84877b(元記事は『日刊ゲンダイ』)

 日本最大のマンモス校のドンはついに特捜の手に落ちるのか。日大の背任事件で東京地検特捜部が同大のトップ,田中英寿理事長(74歳)を事情聴取していたことが判明。関係先を片っ端から家宅捜索しているが,ガサ入れ先には「アベ友」が率いる医療法人も含まれているのだ。

 田中氏が参考人として最初に任意聴取を受けたのは今〔9〕月9日。自宅や日大本部などが捜索を受けた翌日だ。6時間に及んだ聴取にもしらぬ存ぜぬ,われ関せずの姿勢を崩さなかったという。

 補注)この田中英寿の示した態度は,まさしく理事長失格。田中は,前段で出てきた「統治(ガバナンス)」を,日本大学の最高経営者としてまったく果たしておらず,いいかえれば,理事長としての仕事をまともに遂行できていない。ワンマン理事長=無責任体制だが,本当のところ,田中が実質面では全面的に関係する立場にいるとみて,なんら不思議ではない。

 以上の話が本当ならば,田中英寿が理事長職に就いているという理由そのものがありえない。もしもウソならば,もとより理事長が井ノ口忠男の背任行為を黙認していたと推理されるほかなく,しかも,井ノ口が日大事業部から吸い上げた背任行為による資金詐取に関しては,田中英寿のほうに流れている一定の部分があると推測もされて当然である。むしろこちら領域が「事件としては本筋」かもしれない。

〔記事に戻る→〕 「翌〔9月〕10日,13時からの定例理事会に田中理事長も何食わぬ顔で出席。家宅捜索の説明はいっさいなかった。13日には学内の危機管理委員会が開催されたが,理事を兼ねる委員長は『説明することはない』と発言。さすがに他の委員が『あるだろう!』と声を上げてもウヤムヤにして,お開き。田中理事長はアメフト部の悪質タックル問題を機に不正・不祥事への危機管理体制の整備を決めたのに,いい加減なままです」(日大関係者)。

 補注)もっとも,日本大学は2016年に危機管理学部(定員300名)を開部させていた。この危機管理学部が謳う教育目標はこう説明されている。

 自然災害やネットワーク犯罪などさまざまな危機から社会を守る方法や制度を学ぶ。2年次から行政キャリアか企業キャリアのいずれかを選択。災害マネジメント領域,パブリックセキュリティ領域,グローバルセキュリティ領域,情報セキュリティ領域の専門科目を学ぶ。

 この危機管理問題に関する対象領域の説明だと,大学部門は「パブリックセキュリティ領域」に入るはずだが,自学の理事長とこの取り巻きが「日本大学に危機をもたらしていても,そのような事実はそれこそ「オレたちのしったこっちゃない」というわけか?

 本日(2021年10月8日)の新聞朝刊は,この「日大背任事件」を,『朝日新聞』の場合は1面左上とと33面(社会面)冒頭に,『日本経済新聞』の場合は39面(社会面)において,それぞれ大々的に報道していた。

 f:id:socialsciencereview:20211008104147p:plain  f:id:socialsciencereview:20211008104316p:plain

  

 f:id:socialsciencereview:20211008104212p:plain

〔記事に戻る→〕 〔9月〕12日に田中氏は検察側に診断書を提出し,入院。特捜部が複数回,聴取を重ねても一貫して事件への関与を否定しているという。

 これまでの捜査で昨年,日大医学部付属板橋病院の建て替え工事をめぐり,設計会社との契約実務を委託された株式会社「日本大学事業部」を通じて2億円超が不正に流出した疑いが浮上。特捜部は,田中氏の最側近理事で事業部取締役として業務を牛耳る井ノ口忠男氏(64歳)が資金流出を主導したとみている。

 ※〔安倍前首相〕首相在任中も別荘招待,ゴルフ楽しむ※

 ※2億円超の流出先で,ゴルフ仲間がピンチ(安倍前首相)※

 問題は2億円超の流出先だ。井ノ口氏は設計会社側に大阪市の医療法人グループの関係先に送金するよう求めたとされ,医療法人側も特捜部の捜索を受けた。ガサ入れをくらった医療法人は大阪を中心に7つの病院や介護施設などを展開し,全体で約6000床を誇る関西最大級グループ。2995年に創業者の父から理事長職を継いだY氏(61歳)が急成長を成し遂げた。

 「田中理事長が唯一,頭が上がらない優子夫人にY氏を紹介したのは,井ノ口氏の実姉。彼女は夫人に取り入り,いまでは経営〔する〕会社が日大の広報・宣伝業務を仕切るほど。優子夫人は当時,日大出身力士の遠藤に入れ揚げ,2014年に後援会長に据えたのが,好角家で元横綱朝青龍の大阪後援会長だったY氏。その後,Y氏は田中理事長が会長を務める国際相撲連盟の副会長に名を連ね,関係を深めた。Y氏の医療法人は,板橋病院の医薬品納入にもかかわっています」(日大の元評議員)。

 Y氏の蜜月関係は日大のドンだけではない。安倍前首相(66歳)ともゴルフ仲間で,7年8カ月に及んだ第2次政権中には少なくとも十数回,一緒にプレーしている。

 「もともとたがいの父親同士が懇意で,その縁から2人は深い付き合いとなった。安倍さんは首相時代も休暇のたび,山梨・河口湖畔の別荘にY氏を招き,食事やゴルフを楽しんでいた。第2次政権発足時は,ちょうどY氏が『医療ツーリズムビジネス』に乗り出したころ。安倍さんのインバウンド政策によって瞬く間に事業は軌道に乗った。ただ,このコロナ禍で海外の富裕層を当てこんだビジネスモデルは火の車でしょう」(知人)。

 医療法人側は「取材はお受けできかねます」と回答。キングメーカー気取りだった安倍前首相は誤算続きの総裁選にくわえ, “ゴル友” 捜査の行方にも気が気じゃないはずだ。(引用終わり)


 以上までの記述に安倍晋三君が登場したところで,いささか書く気が殺がれる気分になった。だが,気を取りなおして,つぎの ③ までは記述することにし,あとはしごく簡素に構成していきたい。

 

 「『日大汚職事件』の容疑者は “アベ友” だった!  モリカケ・桜に続く新疑惑にネットは大騒ぎ」『goo ニュース』2021/10/07 17:30,https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/life/nikkangendai-772319.html(元記事はこちらも『日刊ゲンダイ』)

 ※籔本容疑者は安倍元首相の長年の友人※

 ※つぎからつぎへと疑惑は尽きない※

 日本大学医学部付属板橋病院(東京・板橋区)の建設工事をめぐる事件で,東京地検特捜部は〔10月〕7日,同大に2億2000万円の損害を与えたとして,背任容疑で日大理事の井ノ口忠男容疑者(64歳)と大阪市の医療法人「錦秀会」前理事長の籔本雅巳容疑者(61歳)を逮捕した。

 逮捕容疑は昨〔2020〕年2月中旬ごろ,板橋病院の建て替え工事の設計業務をめぐり,業者選定のためのプロポーザルで都内の設計会社が1位になるよう評価点を改ざん。設計会社を業者に選定させた上,同5月ごろ,同社取締役に着手金約7億3000万円のうち2億2000万円を籔本容疑者が全株式を所有するコンサルタント会社(港区)に送金するよう指示し,同8月上旬に実際に送金させて日大に損害を与えた疑い。

 補注)この2020年2月時点は,まだ安倍晋三が首相であった。東京地検特捜部は安倍晋三の背負っているもろもろの疑惑問題(「モリ・かけ・桜・案里など」)に対して,大きな関心を向けていると思われる。

 今回の問題,日大背任疑惑についても,アベが奥底でつながっているという観察は興味深い。アベが総理大臣ではなくなっている現在だが,今月末日には衆議院総選挙が実施される予定になっている。

 この選挙日程との関係もあるが,東京地検特捜部が,本日とりあげているこの「日大背任事件」以上に重大とみなしているはずの,それこそ国家次元での問題=「アベ案件」を,今後においてどのように対応していくのか見物である。

〔記事に戻る→〕 井ノ口容疑者は特捜部の任意の事情聴取に対し,「知らない」と関与を否定しているものの,コンサル会社に資金が送金されたあと,錦秀会のグループ会社から複数の会社を通じて数千万円を受けとった疑いがあるという。

 日本有数のマンモス大学をめぐる事件は,現役幹部の逮捕という事態に発展したが,この事件で注目されているのは他にもある。逮捕された籔本容疑者が安倍元首相の長年の友人である “アベ友” だったことだ。

【関連する画像】(クリックで拡大・可)

 f:id:socialsciencereview:20211008110427j:plain f:id:socialsciencereview:20211008110450j:plain

 たとえば,安倍氏が首相だった2017年5月の「首相動静」には,別荘のある山梨県河口湖のゴルフ場「富士桜カントリー倶楽部」に籔本容疑者が同行。他にも2人が仲良く並んで写っている写真も拡散しており,安倍氏は籔本容疑者を「籔ちゃん」と親しげに呼んでいたという報道もある。

 〈モリカケ・桜の次は日大か〉

 〈この人の周りは,怪しい人が多いな〉

 〈闇の守護神・黒川さん(元東京高検検事長)と影の官房長官(菅前首相)がいなくなった途端,これか!〉

 ネット上では早速,安倍氏の新たな疑惑が浮上したとして大騒ぎだが,今後の展開に注目だ。(引用終わり)

 10月31日に投票日が決まった衆議院総選挙の日付であるが,この結果によっては,アベ君が決定的な窮地に追いこまれる可能性が生じないとはかぎらない。 


  そのほかの関連する記述の何点か-関連する記事はネット上にたくさんあるが-

 1)「日大病院背任事件 “Xデー” 近づく 田中理事長の側近に上り詰めた理事の策士ぶりと姉の存在」『YAHOO!JAPAN ニュース』2021/10/6 (水) 15:30,https://news.yahoo.co.jp/articles/c119d294c1f340a6d08aed9a03454c9d5cb31381(元記事『日刊ゲンダイ』)

 2)「『金が基準』トップの威借り大学私物化  逮捕の日大理事」『産経新聞』2021/10/7 18:40,https://www.sankei.com/article/20211007-Z6GQL7SXDVPNXNKYYUICW2E5EE/

 3)「『疑惑ばかり』日大,理事長側近に捜査のメス  これだけで終わるのか」asahi.com,2021年10月7日 18時00分,https://digital.asahi.com/articles/ASPB75QBLPB7UTIL02M.html

 「岸田文雄という幽霊」(みたいな総理大臣)が登場した日本の政治である。それでもというべきか,だからというべきか,安倍晋三君は最近,夜によく眠れない日がつづいているものとうわさされている。そこへ,この田中英寿日大理事長がらみの問題が,追加注文されたかのように再浮上した。

 もしかすると,藪本雅臣という人物も,安倍晋三の「腹心の友」ではあるまいや。

 4)本ブログ筆者の関連する記述 

------------------------------